【問題児たちが異世界から来るそうですよ?】YES?えっと、驚きです

十七組目　キメラアント?やっぱり・・・ ページ18

カロメの話を聞いていた
やっぱり、カロメはカイトの代わりに死んで、キメラアントになっていた
何度も死を経験している私と違って、トラウマに近いだろう
さらに、人ではなくなった。さらにショックがでかいはずだ
と思ってたけど

カロメ「ま、もうたいして気にしてはいないんだがな」

一同「え？」

カロメ「いや、この体でも友達だって言ってくれた奴がいたしさ。別に見た目は人間そのものだし、嫌っちゃ嫌だが、たいして苦にはなってないな」

一同「あ、そう」

カロメ「あ、で、説明だっけか、キメラアントまでは話したから次は『極限』と『刻』か」

・・・やっぱり、(感情がなかったからわからなかったけど)昔も今も、カロメは面白い

十六夜「・・・ヤハハ!お前スゲェよ!スゲェ面白い!」

カロメ「そ、そうか?」

「たしかに、少し人と違うかもねー」

カロメ「それは自覚しているが・・・？あ、そうそう。これを機にぶっちゃけるか。この能力二つ、実はソイツにもらったんだ」

指差したのは、私
貰った、か。なんとなく納得できるね

「私とカロメは一種の仲間!ちょっとの間だったけど生活を共にしたんだよねー」

カロメ「あぁ。(その時は男だったんだが、それは言わないでおくか)」

「あげたかどうかはわからないけど、関係あるのは確かだよね?」

カロメ「たぶんな」

白夜叉「なんと、おんしはギフトを作り出せるのか?」

「さぁ？いまだに自分の正体具体的によくわからないから断定はできないね。作った自覚もないし」

カロメ「ま、そういうわけだ。ちなみに能力は名前通り、『極限』は極限まで自分を高める能力、『刻』は時間に関係するが、今俺ができるのは一秒を百秒にする程度だな」

黒ウサギ「十分すごいですよ・・・」

カロメ「とっとと行くぞ。『心度計』はこれ。自分の精神状態を操れるアイテム。『アドリブブック』はこれ。読むたびに中身が変わる不思議本。『カメレオンキャット』はシユウな」

シユウ「にゃ」

ポン!
おぉ、ねこフォルム
そしてすぐに戻った
この三つはグリードアイランドグッズだよね

「白鎌はこれ。愛用している。自作ものだ。以上、説明終わり!ていうか細かく説明してたら日が暮れそうだ。勘弁してくれ」

白夜叉「それもそうだの。でわ」

ぽん、とたたくとともに世界が戻る
やっぱり茶室は落ち着くね

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