【PSYCHO-PASS】犯罪者?犯罪者っす

第二十六話　シヴィラ?消える? ページ26

案内した先で見たもの
どうやら、シヴィラは犯罪係数三百以上のようだ

「で、自己を消滅させて犯罪指数をゼロにしたのねー・・・で、ここまでカムイの想定内としても?」

カムイ・・・四百か
結構な数値だなー

常守「鹿矛囲桐斗、貴方を逮捕します」

鹿矛囲「君は、なぜシヴィラにドミネーターを向けない。集団的になった今、別の誰かがやることで数値が変わるかもしれない」

ふむ
試しに向けてみよう

ドミネーター『犯罪係数0。執行対象ではありません』

あ、そう

東金「そこまでだ!冒涜者ども!」

「ん？」

東金「・・・気づいているだろう?常守葵を殺したのはこの俺だと!」

誰?

東金「しつこい老人でな。あーちゃんあーちゃんと五月蠅くてよ」

「あ、おばあちゃんか。そういえば君が偽物壊してたねー」

東金「・・・なんだと?」

「残念!君がいたぶっていたものは偽物だ!お前が来る少し前にすり替えておいたのさ!」

東金「馬鹿な・・・!あれは間違いなく!」

「細胞一つあれば偽物は簡単に作れます。だって私神様だもん」

常守「東金朔夜執行官。反逆行為、ならびに常守葵殺害未遂の容疑で逮捕します」

東金「う・・・うわああああ!!」

あ、逃げた






「そいじゃ常もっちゃん。あとシステム君。私はこれで」

常守「これで・・・どこへ？」

「んー、そろそろ家族に会いたいし、帰るのよー」

常守「帰るって・・・あなたは潜在犯で」

「最初に言ったでしょーが。私はこの世界の人間じゃないし、潜在犯でもないし。まぁ大量の人間殺したって意味では犯罪者かもにゃー。あ、これ住所ね」

常守「住所・・・なんの？」

「常もっちゃんのおばあちゃん。耳と、あと足もかるーく直しておいたからねー。お見舞い行ったらどうでしょう？」

常守「・・・あなたは」

おう？

常守「あなたは、結局何がしたかったの?」

・・・ふむ

「前も言った気がするけど・・・私はただ楽しみたいだけなのよー」

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