【ノーゲーム・ノーライフ】ゲーム?むしろ戦いたい

第二十三話　勝負?記憶ゲー ページ25

「さて、あんまり時間をかけると私が疲れるので、ちゃんと説明しようか。例えば、十の盟約によって記憶を消されたなら白の記憶が消えていないのが証拠。あーそれと・・・おそらくこれは記憶改ざんではない。存在そのもののゲームだろう」

白「!!」

「さて、私が『覚えて』いるのはここまでだけど・・・神威さんが細くするなら?」

神威「・・・まだ、ゲーム中。そこ」

そこにあったのは、三枚のオセロの駒でした








さて、どうやら謎の兄弟パワーでゲームは終わったようです

「簡単に言えば、自分の存在の取り合い。駒の一つ一つがプレイヤーを構成するすべてで、それを奪い合ってたって感じだねー」

空「お、おう・・・予想通りとはいえ、やっぱりお前記憶失ってなかったのか」

「いやいや、私は記憶失ってたよ?」

空「は？」

「ただ、ちょっとズルしたんだよねぇ」

とりあえず、私にわかることは『誰かがゲームでいなくなった』ってことだけ
じゃあほかの情報はって?キリィの本を読みました

「というわけで、私にとっては結構早めに解決できたと思うんだけど・・・どや？」

空「あぁ、うん。お疲れ」

冷たい言葉だった
泣いていいかい?泣いていいよね?泣く

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