【ツイステッドワンダーランド】魔法？は、使えないけども…『番外』 (ページ10)

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第九話　寮?まぁ、古いページ10

貼り巡る蜘蛛の巣と蔦
彼滝に、こっから見てもわかるボロボロの屋敷
おそらく墓石

「おぉー・・・？まぁでも、私は好き」

クロウリー「良い場所でしょう?さぁ、中へどうぞ」

促されるまま中を見ると・・・うん
うんまぁ

「ぼろっぼろやんけ」

クロウリー「ここであれば、とりあえず雨風はしのげるはずです」

そうだけども

クロウリー「私は調べものに戻りますので、適当に過ごしていてください。あなたの処理が決まるまで、できるだけ学園内をうろうろしないように!・・・では」

行ってしまった
・・・さて

「しっかし埃ばっかりだなちくしょー」

キラキラ舞って雪景色みたーい
とか言ってる場合じゃねーんだよなこれ

「・・・誰もおらんよな」

キリィ『とりあえず誰もいないな』

「OK。んじゃ簡単に掃除するか」

とりあえずあるものを治す方向で

周辺の家具を『浮遊』で浮かす
埃やカビを『破壊』で消滅し、ついでにお気持ち程度の結界をはっておく
埃積もるんじゃねぇ!

「お、雨だ」

当たり前だが雨は降るのね

グリム「ふなー!急にひでえ雨だゾ!」

「げっ」

がっしゃーん!

グリム「ふなっ!?何の音だぞ!?」

「あっ、いくつか破損がさらに激しく・・・なんてことしてくれるんだお猫様」

グリム「俺様のせいじゃないんだゾー!」

来なければ落とさなかったからあってる。たぶん

「というか、追い出されたんじゃないのかお猫様」

グリム「オレ様は猫じゃない!それに、オレ様の手にかかればもう一度学校に忍び込むぐらい簡単なんだゾ!」

・・・ふむ

「警備員さーん!」

グリム「ここここらー!オマエ!ちょっとオレ様の事情を聴いてやろうとかそういうのないんか!?」

「キャラ包囲してるぜお猫様。まぁ正直言うと、とても興味ない」

グリム「ニンゲンの風上にも置けないヤローだぞ!話くらい聞くんだゾ!な？な？」

「ニンゲンじゃないので・・・」

これまた警備員読んだらRPGよろしくループしそうだなぁ

「・・・で、なぜ?」

グリム「ふふん、単純な話なんだゾ!オレ様が、大魔法士になるべく生を受けた天才だからなんだゾ!」

「んじゃあそういうことで。じゃ」

グリム「最後まで聞け!?・・・つめたっ!?」

うん？

「おぉ、雨漏りやん。これはひどい。一時的にバケツ置いといてあとで治すか」

グリム「こんな雨漏り、魔法でパパ―っと直しちまえばいいんだゾ・・・って、お前魔法使えねえのか。ププー!使えねえ奴だぞ!」

イラッ