【ツイステッドワンダーランド】魔法？は、使えないけども…『番外』 (ページ8)

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第七話　兎も角?私は？ページ8

クロウリー「・・・少々トラブルはありましたが、入学式はこれにて閉会です。各寮長は新入生を連れて寮へ戻ってください・・・そういえば、ディアソムニア寮のドラコニア君は？」

？「アイツがいないのはいつものことだろ」

？「あれ、もしかしてだれも式のこと伝えてないのか?」

え、何そのかわいそうな人・・・

『ドラコニアって、まさかまレウス・ドラコニア？』『この学校に通ってるってマジだったのかよ』『こえぇ・・・』

誰だよそれ

？「おぉ、やはり。もしやと思ってきてみたが、マレウスは来ておらなんだか。また式典の知らせが届いてなかったと見える」

アズール「申し訳ありません。けして、仲間はずれにしたわけじゃないんですよ」

リドル「どうも彼には、声をかけずらいオーラがあるんだよね」

なんだそいつ。めちゃくちゃ気になるじゃんかよ

？「まぁよい。ディアソムニア寮のものはわしについてくるがいい。・・・あやつ、すねてなければいいが」

何その人物めっちゃ気になる!

んで

「私はどうすりゃいいんですかね」

クロウリー「大変残念なことですが・・・Aさん。あなたにはこの学園から出て行ってもらわねばなりません」

「何その即追放ルート」

せっかく来た・・・らしいのに

クロウリー「魔法の力を持たないものを、この学園へ入学させるわけにはいきませんので。心配せずとも、闇の鏡がすぐに故郷へ送り返してくれるでしょう」

「アフターケアはしっかりしてるのね」

クロウリー「さぁ、扉の中に入ってください。強く故郷のことを念じながら」

・・・このまま帰るのもつまんないんだけども
それはそれとして、鏡が私をもとの空間へ連れ戻せるのかどうか気になる

クロウリー「さぁ闇の鏡よ。このものをあるべき場所へ導き給え!」

闇の鏡「・・・」

クロウリー「・・・闇の鏡よ、この者を」

闇の鏡「・・・どこにもない」

クロウリー「・・・え？」

闇の鏡「この者のあるべき場所は、この世界のどこにもない。無である」

ちょっとあってるような、あってないような
まぁうん

クロウリー「なんですって、そんなことありえない―――」

「予想通りかなー」

クロウリー「予想通りではありません!そもそもあなた、何処の国から来たんです?」

「国？国ではないかなー。しいて言うならなんもない空間というか、神の空間というか云々」

来るリー「神ノ国、ですか?」

「いやちが・・・まぁそれでいいや」