【ツイステッドワンダーランド】魔法？は、使えないけども…『番外』 (ページ35)

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第三十三話　間食?そりゃあページ35

グリム「その首輪って、オレ様が入学式であの赤毛の上級生につけられたヤツだゾ」

「おぉ、よく覚えてんね。ちょっと触っていい?」

エース「え？あぁ、まぁいいけど」

・・・ふむ、魔法物質だけどちゃんと質量がある。
でもエースがみたとこ首輪自体を苦にとらえてないみたい。そこまで重くないのか、着用者には違和感ないようになってるのか
鍵の計上してるけど鍵穴はない。かけた本人のみが解けるタイプかな?

「この魔法って誰でも使えるん?」

エース「いや、誰でも付けられることはないと思うけど・・・っていうか、なんで首輪に注目するんだよ。ちょっとはこう、どうしたのーとか聞かないのか?」

「どうせ自業自得でしょーに。何したかは知らんが、自分に一切非がないと思ってるならこっちじゃなくがくえんちょーのところに行くだろうし」

エース「んぐっ」

グリム「それで、なんでそんなのつけられたんだ？」

あ、黙ってしまった。でも正論のはず。多分

エース「・・・タルト食った」

「・・・・・・・・え、それだけ?」

エース「そーだよ。それだけ!小腹がすいたから、寮のキッチンに行ったら冷蔵庫にタルトが冷やしてあったんだよ。ホール三つ分も!だから」

「ひとかけらぐらいバレないんじゃーとか言いながら食べたと」

うん、なんかすごい想像がつくシーンだなそれ
というか寮ごとにキッチンがあるのか。ここあったかな・・・まだ見つけてないや

エース「それを、両町に見つかって。えと、ハートの女王の法律を破ったからってこれを」

「法律?」

そういえば入学式でもそんなことを言ってた気が

エース「たしか、『女王の許しなくタルトを先に食べてはならない』だったかな」

「・・・えー、何処に女王が？」

エース「この場合寮長だろ。多分」

割と雑だな