第二十七話 討伐?するか ページ28
グリム「おいA!魔法石はゲットしたからずらかるんだゾ!」
「はいよー」
？「オデノ・・・ダアアア!」
「動くなって」
・・・む、力強まってるな
守るべきものである石を奪われたから力が増してる、とか？
もしくは今まで力を抑えていたか
エース「A!」
「うぜぇ」
腕の力をこめる
？「グ、ガァ・・・」
いや砕けんなこれ。てか砕いたらさすがに引かれそうだし
んじゃあ『破壊』するか
「『破壊』」
？「ガ・・・」
『破壊』はすべてを壊す
生物であろうと無機物であろうと、チリも残さず消し去る
まぁ、今回は生命活動を『破壊』しただけなんで、普通に死体も残るわけだが・・・なんか勝手に溶けてるけど
・・・さて!
「討伐完了。まぁ見た感じ害悪だし問題ないよな!」
エース「いやいやいやいや今何した今!」
デュース「急に動かなくなったぞ!?」
「何って、殺しただけでしょーが。なにもそんなに騒ぐことないのに」
デュース「殺すって、そんな簡単に」
「ちょっと調べたいことがあっただけで別に殺すのは難なくできるのよー・・・っと、なんだこれ」
真っ黒な石だ。さっきの奴の気配が若干するが
デュース「それは・・・魔法石?いや、そんな石炭みたいに真っ黒な石は見たことがない」
「ブラックスピネル・・・あーでも別に普通の宝石じゃないもんなぁ」
謎だ。回収しとこ
グリム「くんくん・・・なんだかこれ、すげーいいにおいがするんだゾ」
「匂い?」
・・・わからん。鼻バカかな
エース「嘘だぁ」
グリム「アイツがもっていた飴ちゃんかもしれねーんだぞ。・・・うぅ、我慢できない!」
あ、やばい
さすがに学習したぞ私。というわけで上にあげる
グリム「いただきまー・・・なにするんだよ、A」
「これは私の戦利品よ。お猫様に取られてたまるかって」
グリム「隙アリ!」
「ねぇよ」
そんな程度で取られてたまるか!
握りこぶし作って『時の空間』に投げ入れてやるわ。別に扉がなくとも小物程度なら即座に移動可能なんだぜ
「もう隠しましたーたべられませーん」
グリム「ぐぬぬ、寄こすんだゾー!!」
「いーやーでーすー!」
エース「なんだかよくわからないが、まぁ、魔法石が手に入れられてよかった、のか?」
デュース「まぁ、うん。そうだな。早めに学園長に届けに行こう」
あ、帰ります?
第二十八話 報告?とったぜ→←第二十六話 瓶の魔物?なんだこいつ
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