【ツイステッドワンダーランド】魔法？は、使えないけども…『番外』 (ページ26)

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第二十五話　洞窟?こいつぁページ26

「Ho-la-la-ee-ay♪Ho-la-la-ee-ay♪Ho-la-la-ee-ay-ee-la-ee-ay-ee-lee-ay♪」

エース「・・・何の歌だ?それ」

「英語なら許される気がする歌。どっちかといえばHeigh-ho♪の方がよかったかもしれん」

エース「はぁ」

許されるならギリギリを責める。そういう生き方をしたい

デュース「待て!何かいる・・・!」

「何か?」

・・・あぁ

ゴーストA「ひーひっひ!十年ぶりのお客様だあ!」

ゴーストB「ゆっくりしていきなよ、永遠にね!」

デュース「ゴーストか・・・くそっ!」

こんなところにもいるのか

デュース「とにかく構ってる暇はない!このまま走って撒くぞ!」

「うぇーいはっしれー・・・と」

とりあえず除けだけするか
懐から紙を数枚出す

「よっ」

ゴーストA「ギャッ!?」

エース「なっ、ゴーストが下がってった!?」

「ちょっとしたゴースト除けよ。消滅まではいかないからただの時間稼ぎ」

エース「お前、魔法は使えないんじゃなかったのか!?」

「魔法は使えないけど。説明は後々」

はっしれーい!

エース「そもそも、お前があんな馬鹿なことしなきゃこんなことにはならなかっただろ!」

デュース「それを言うなら、お前が掃除をさぼったのが原因だろう!」

エース「それを言ったら、最初にハートの女王の像を燃やしかけたのはそこの毛玉だぜ!?」

グリム「お前がオレ様を馬鹿にしたからだろ!?」

「これ私関係ねーじゃん帰っていい?」

デュース「お前たち!そもそも状況がわかってるのか!?朝までに魔法石を持って帰らなければ俺たちは退学なんだぞ!?」

エース「だから、いちいち仕切んなよムカつくなぁ」

「全員うるせぇ!前方注意!」

一同「!?」

？「・・・さぬ・・・うぅ・・・ぬ・・・」

声がするな
・・・んー、区別がつかん

？「い、し・・・オデノ、モノ・・・」

エース「なんか、だんだん近づいて」

「ゴーストじゃねーぜ」

洞窟の奥になんかいる・・・てかマジでなんだあれ
ピッケルもった・・・インク瓶かな？

エース/デュース/グリム「出たァ!?」

「あ」

逃げた。私もう少し調べたいのだが

？「イジ・・・イジハ、ワダサヌ・・・」

石、か

デュース「石・・・もしかして、まだ魔法石があるってことか!?」

グリム「無理無理!いくら俺様が天才でも、あんなのに勝てっこねえんだゾ!」

デュース「だが、魔法石を持ち帰らなければ退学・・・」

キリィ『資格情報だけじゃ不足だ。触れるか、しまえ』

「しまうのは無理かなー」

やるか