【ツイステッドワンダーランド】魔法？は、使えないけども…『番外』 (ページ2)

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第一話　棺桶?真っ暗ページ2

・・・さて
今までなんだかんだといろんな世界を旅してきたわけだが
いきなり真っ暗闇に閉じ込められる世界があるとは、驚いたなぁ
とりあえず暗い

「・・・はて」

音が聞こえる

？「そろそろ人が来ちまうゾ・・・ぐぬ、あかないんだゾ！」

ゾ？

？「こうなったら・・・ふなーっ！」

そして広がる青い炎
つまりは

「うぉうあっ!?」

？「ギャー!?」

・・・？

「猫?」

？「ねっ、猫じゃないんだゾ!」

「というか何ここ棺桶か!・・・え、なんで棺桶」

シュミ悪いなぁ
いや私は好きだけども

？「と、とにかく!その制服よこすんだゾ!」

「制服?」

制服
あーなんか着てるねこれ。なぜか男物だけど
・・・いやぁ

「少なくとも大きさが合わないと思うんだが」

？「い、いいから渡すんだゾ!」

うお、口から炎を出しやがった
正直反撃は簡単だけども・・・良し

「三十六計逃げるに如かず。さらばっ!」

？「あっ!待つんだゾ!」

「攻撃しようとしてる奴から逃げるのは当然!」

というわけでだーっしゅ!

走りながら周辺を探索
なんというか、雰囲気的に学校に近い気がする

「おっ、ここかな」

図書館っぽい場所・・・本が浮いている
まさかの魔法かこれ。わくてか

？「いたなニンゲン!・・・こっち向け!」

「・・・あ、私か」

ニンゲンっていうから反応遅れた

？「さぁ、丸焼きにされたくなかったらその服をグリム様に渡すんだ―――いでっ!?」

グリムって名前なのかこの猫
いや、それよりもなんか

グリム「なんだこの紐!」

「いやぁ紐っていうよか鞭だねぇ」

？「そうですとも、愛の鞭です!」