【盾の勇者の成り上がり】戦闘員?そんなことよかご飯くれ (ページ5)

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第五話　魔物?討伐するかページ5

ラフタリア「いやああああああ!!」

ナオフミ「ラフタリア!」

「むっ」

犬だ・・・え、犬?
なんかみょーに首が長い二つ頭の犬が出た。え、なにあれビジュアルが変

ナオフミ「Aは手を出すな!ラフタリア、お前がやれ!」

ラフタリア「え、い、いや」

ナオフミ「ラフタリア!」

まぁ、命令されたから待機してるけど
・・・動かんね、ラフタリア

ナオフミ「・・・っ、もういい!A!ラフタリアを連れて逃げろ!」

「む、別にいいけど。マスターはどうするおつもりで?」

ナオフミ「時間を稼ぐ。その間に早く行け!」

うーん死亡フラグぅ

ラフタリア「いや・・・いや・・・」

・・・しゃーない

「ラフタリアや、両手でしっかりと剣を持ちな」

ラフタリア「え・・・？」

「素人だからとにかく突き刺すことだけ考えればいい。腰のあたりで構えて、まっすぐにあれを見る」

ラフタリア「Aさん、で、でも」

「君が動かねばマスターは死ぬぜ。今後も起こりうる事態だ」

ラフタリア「ッ」

ナオフミ「A!」

「彼女を育てるのであれば守ってばかりじゃダメぜよ」

なんかのトラウマがあるっぽいけど
知るかいな。戦え。死ぬぞ

「何、危険な目には合わないよ。怪我は直すとも。もし外しても私がいるのでな。あとはほんのちょっとの勇気よ」

ラフタリア「死ぬ・・・ご主人様が、ナオフミ様が」

震えてはいるが・・・まぁ、立ったかな
宜しい

「あんなのただのワンコロじゃい!犬だけにな!」

ラフタリア「死なないで!ナオフミ様ぁ!!」

ダガーにちょっとした『破壊』加護
うむ、勢い良し!入ったな!

ナオフミ「よくやった、ラフタリア」

ラフタリア「ナオフミ様・・・死んじゃいやだ、おいてかないで、ナオフミ様・・・」

ナオフミ「・・・はぁ。Aも、まぁ、助かった」

「なんで躊躇したのさ・・・まぁいいや。いやーバックリいってるね、肩」

ナオフミ「見たほどじゃない、盾の力である程度は―――」

「『蘇生』」

ナオフミ「いたく、な・・・治った？」

「とりあえず私活躍の機会が少ないからねー。治療班で動いてやるぜよ」

ナオフミ「・・・そうか。いや、でもそればかりに頼れない、か」

「そーね。防御力は上げた方がいいと思うよ。ラフタリアのためにも」

ラフタリア「ぐすっ」

ナオフミ「・・・あぁ」