【盾の勇者の成り上がり】戦闘員?そんなことよかご飯くれ (ページ23)

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第二十三話　勇者?とんでもねぇページ23

ナオフミ「北の国のレジスタンスに加担したのはお前か」

イツキ「えぇ」

ナオフミ「王が倒された後、あの国がどうなったか知ってるのか?お前がやったのはただの頭のすげ替えだ。何の解決にもなってない」

イツキ「も、問題を挿げ替えないでください!」

レン「俺の方はどう説明する」

ナオフミ「どこぞの疫病の件か。それなら、アイツが解決した」

「む」

黙ってろと言われたから黙って飯を食ってたが
喋り時か

「あれか。ドラゴンゾンビ。あれ醜悪よ。刺し傷が多少残ってただけで解体した後は一切なかった。まぁ鱗とか取られてたけど、あれは多分後に来た冒険者だね。まぁ死体の処理すらしない最初の討伐者が疫病の原因だけども」

レン「なっ」

ナオフミ「こいつが処理しなかったら今頃どうなってたか。お前らのせいで何人死んだと思ってる!」

レン/イツキ「っ」

ナオフミ「嘘だと思うなら互いにその村に向かってみろ。それでわかる」

レン「・・・そう、か。すまなかった」

イツキ「信じるんですか!?」

「・・・ごめんちょっと喋っていい？」

食べ終わったし

「そもそもさ、勇者なんて所詮他世界の赤の他人じゃん。こいつらって言うより、この世界のルールや仕組みを詳しく知って人生経験豊富な付き人も攻める必要があると思うが」

レン「何?」

「普通に考えてだぞ?お前らまだガキじゃん。たかだか高校生が世界の何を知ってるって。死体の処理しないと疫病で腐るーなんて、普通の人間社会を生きてきたらあんまり使わない知識出し」

ナオフミは知らん

「頭を倒せば終わると思っているのも高校生ぐらいならまぁ、思うでしょ。社会人経験ないんだし。それをサポートするために付き人がいるんだと思ってたが」

イツキ「それは、僕たちを馬鹿にしてるんですか?」

「や、馬鹿にしてるとかそういう話じゃなくてさ、単純に人生経験において二人はほかの人よりもはるかに劣ってるのよ。中途半端に勇者なんて言う権力を手に入れたせいで自分勝手に動けているだけで」

ナオフミ「それはそれとして、自分の行ったことには責任を持つ必要があるだろ」

「そりゃそうだわ」

当たり前よな