【盾の勇者の成り上がり】戦闘員?そんなことよかご飯くれ (ページ1)

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第一話　スタート?口にしてはならぬページ1

割と目が覚めたらスタート、ってのに慣れてきた次第
しっかしこの展開は予想してなかった。私長年旅してるけど予想してないこと多すぎやしないかい

男「こいつがカタだ」

商人「白髪ですかい・・・まぁいいでしょう。おい、早く来い」

「何事!?」

いや分かるぞ。分かるとも
首輪してるし、縄繋がれてるし
手は縛られてるし、カタとかいってたし
まぁうん、そういう立場よな

商人「なんだ、まだ自分の状況が理解できてねーってか?」

「いや、理解したわ。理解したけど口に出せないだけなんですわ」

商人「は？」

「なんでもありやせーん」

商人「・・・」

色々とたらいまわしにされたわ。うんまぁ文句しか言ってないもんね私!
ところで私亜人扱い何だけど謎だなぁ。どこで判断したんだろ。白髪?
・・・む

？「決めた。こいつにする」

「・・・んんん？」

鎖は怖いがそれは置いといて
今の客、あれか

「やーやーそこのにーちゃん。ちょいとお尋ねしたいのだが」

？「・・・人間?」

商人「いえ、亜人にございます。種族は不明、獣人でもないですが人間ではないことは確かかと」

？「そんな奴もいるのか」

「亜人認定されたのは私も不本意だが、結構いい機会とみた。私を買わぬかね？」

？「・・・俺が求めているのは戦闘力だ。愛玩用じゃない」

「あ、愛玩用?私が?え、なんで?」

？「違うのか?」

商人「それがなんとも・・・」

何で商人私に対してだけそんな曖昧なのさ
まったく

「私を買うとだね、戦闘に役立つ」

？「もう一人買う予定だ」

「そこをなんとか」

？「・・・なぜ俺に声をかけた」

・・・ふむ

「君主人公だろう。もしくはなんか知らの重役というか、役割についてる。私がこの世界に関与するのに利用しやすいと言いますか」

？「・・・何？」

「そもこのシステムに違和感を持ってるんじゃないかい?まるでそう、ゲームみたいだ、とか」

？「お前、何を知っている?」

「そこまでこの世界には知らないが、仕組みについては知っている、と言ったら?」

商人「アレは虚言癖を持っておりまして・・・」

嘘じゃねーよ!
キリィが調べてたし

？「・・・おい、アイツの金額は」

商人「え、あ、銀貨5枚ほどですハイ。なにせ厄介者であちこちをたらい回されてるお荷物で・・・」

「やっす!?私一時期十億だったぞ!?」

？「いいだろう、買ってやる」

「よっしゃ」

かった!