【斉木楠雄のΨ難】ハロー超能力者?私神様!

第三十九話　廃ビル?何故だ? ページ40

オカルト部の活動は初めてじゃないか？

A「お、廃ビルだ。暗いねぇ」

鳥束「おぉ雰囲気あるッスねェ」

なぜ僕はこんな場所にいるんだ

鳥束「しかしおかしいっすね。ここ幽霊が一人もいないっす」

海藤「え？なら別に問題ないんじゃないか?」

鳥束「いや、幽霊がいないっておかしいんスよ。待ち合わせ場所には二十人もいたのに」

海藤「そんなにいるの!?」

お前だけなんか逆なことしてるな

A「まぁこの世界の幽霊面白いけどねー。なんかずーっと花眺めてたりボーっとしてたり認知症ですべてを忘れ去った年寄りみたいな行動してるし」

幽霊ってそんな感じだったのか
・・・ん？この世界?

A「私が過去にいた場所だと悪霊化して廃ビルを荒らしまくってたりなんだり。まぁ基本的に神だとか妖怪だとか悪魔だとかが多かったけど」

それはそれでどうなんだ

鳥束「どっちにしろこれは悪霊の仕業っす。まぁ悪霊といってもちょっと怒鳴ったり幽霊にちょっかい出したりする程度の奴らなんすけど」

じゃあ本当に問題ないじゃないか

鳥束「いや問題ありまくりっすよ!幽霊は人間なんかよりよっぽどいい奴なんっす!そんな奴らを脅かすなんて許しておけないっすよ!」

A「帰っていい?」

いいんじゃないか？
僕も帰りたい

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