【平成仮面ライダー】ライダー?へーんしんっ! (ページ8)

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第八話　子供?なにさページ8

なんかシケた顔をした少女拾った

「・・・えー、何してんのさ君」

？「・・・なんですか」

「いやね、何してるかわかんないけどさ。すごい命投げ出しそうな顔してるから。知ってる?踏切に体を投げ入れるとさ、こう、肉が破裂し血肉があたり一面にまき散らされた挙句しばらく生きてられるんだぜ」

？「・・・ぅ」

「あとさらに言えば電車を止めた代償とか時間がずれた時の賠償金がすべて親に行くぜ。具体的には自己破産して闇に身をやつしもう死ぬしかないくらい?あらやだこっわーい」

？「・・・なんなんですか」

「自害を止めようとしてるだけというと聞こえはいいよね!」

なんか海までついてきてしまった

？「・・・人が一人死ぬのって、そんなにどうでもいいことですか?」

「え？どうでもいいんじゃないかな?」

？「・・・どうして？だって、ゼロ号のせいで、私のお父さんは死んだんです」

「あー成程読めたぜ。とすると君は、それの事件が一切解明されないしろくに当てにもされないからふざけんなって言いたいわけだ!」

？「・・・まぁ、簡単に言えば、そうですけど」

「多分母親はそんなことないって戒めて、他者もそうじゃないと慰めるだろうけどね。私は毒舌だから真逆を行くよ?」

でははっきりと

「なに自分だけ不幸ずらして嘆いてんのくそダセェ」

？「っ」

「そもそもなんで警官でもないテメーがゼロ号が調べられてないとかないがしろにされてるとか勝手に勘違いしてるんだか知らないけどさー。だだの自作自演自己満足乙」

？「わた、私はそんなんじゃ」

「そもそも本当にないがしろにされてるなら忙しい時に面談もしないし鑑識回しもしないだろーにソレで死のうと思うとか頭パーなんですかそうなんですねぷぎゃー」

？「・・・ぐすっ」

「アッ」

泣いてしまった
・・・思ったより幼かったようだ

キリィ『馬鹿』

「・・・慰めるのとか向いてないもの。まぁ私はそんなわけで、目の前で死なれるのを防ぎたかっただけだし。べ、べつに、やる気を出してほしいとかそんな気持ちを込めて馬鹿にしてるわけじゃないんだからねっ!かんちがいしないでよねっ!」

キリィ『文化的に微妙だし本心じゃないな』

バレたわー
さて、本格的に泣き出す前に逃げよっ