【めだかボックス】え、神様？いやいやいや

第四十八話　会計戦?さて、どうなるやら ページ49

トロイメライという同等の存在がいる私には、江迎の使う能力は手に取るようにわかるのです
まぁ、能力の応用だね。カルトがいないから滅多に使わないけど

「基本植物は土の栄養分からなってる。江迎は腐ったものを操れる。土はもともと腐ったものなんだし、それを操れば植物も操れるってわけさ☆」

まぁここが植物園だからできたんだけどね

江迎「・・・球磨川さーん、逃げられたみたいですよ」

球磨川『『逃がさないよ。今日ばかりは小細工抜きだ。全力で引き分ける!』』

私は笑ってるだけ
『書簡』って便利だよね。誰にも気がつかれずに意思疎通ができるんだから






蹴り飛ばされる私
のダミー

「残念―そして球磨川真似してネジで攻撃してみました☆」

善吉「A・・・ッ!?」

瞳「そんな!?じゃあこれは・・・」

「私の作ったダミーです☆人体構造は全く同じ!ついでに言えば作戦成功☆」

私と瞳さん、江迎と善吉が分けられました

瞳「・・・貴方は確か、Aちゃんだったっけ。分けたってことは私から直接鍵を取るの?」

「え？なんで?」

瞳「え？」

・・・いや、別に勝ちたいわけじゃないしな

「球磨川に引き分けてーって言われたから引き分けるの。ほら、私って不老不死だし?」

瞳「引き分け・・・？」

「それに、私の力があれば」

ぽん、と

「こんな手錠のカギ作るのは簡単なんだよねー」

瞳「・・・それが、貴方の過負荷？でも作るって・・・」

「んーん、私のは過負荷じゃないよ。これはあくまで超能力。私の異常であり、過負荷である能力は『±有無≠だしねー。球磨川の『大嘘憑き』に異常がついた感じかなー」

ま、それはともかく
戦うのもつまらないので、レジャーシートを広げます

「どーせだからお茶でものもーよ瞳さん。たぶん、フェイを覗いてあの中じゃ一番私に年齢が近いんだから」

その壁は二百以上だけどね

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