【涼宮ハルヒの憂鬱】異世界人?いえ、神です

第四十三話　しばらく?離れた ページ43

しばらくSOS団と離れた
まぁ離れたのはハルヒとだけど。キョンたちとは話してる
携帯の履歴には、ハルヒだけ大量に残ってる

キョン「先日のアレは・・・まぁ置いといて、古泉はハルヒが神様みたいなことを言ってたが、そういった理論をお前は持ってるのか?」

「あん？」

だから教室でキョンと話す
特に意味もない話題・・・に見せかけたちっちゃい話

「要するにそれは、『涼宮ハルヒが何か』って話か」

古泉は『どんな非常識なことでも思ったことを実現させるという、神にもなぞらえられる程の力』と考えた
朝比奈は『もともと存在する超自然的な存在や現象を自覚無しに発見する力』
長門『自分の都合の良いように周囲の環境情報を操作する力もしくは何もないところから情報を生み出す力』
ならば私は?

「私という神がいる。世界を作ることができた父に当たる神がいる」

キョン「おう」

「なので、あくまで私目線の見解ではあるが、それでよろしければ」

うんまぁ、あくまで主観ね

「私が過去に存在し私を呼んだのであれば、私もしくは私の娘もしくは私の父、候補はこんくらい。その三人のうちだれかが、『この世界を改変するチカラを譲渡された主人公』」

キョン「・・・近いのは古泉か?」

「そうだねぇ。ただ自然発生とかではなく、こちら側が故意に譲渡した、という意味ではあるが」

キョン「もしかして、怒ってたのもそのせいか?」

ん？

「いや、あれはなんとなく、人間が調子に乗って自己中なのが嫌いなだけで」

キョン「嫌悪かよ」

「同族嫌悪かもね。まぁそういうことよ」

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