第三十四話 何度も?なんども ページ34
キョン「A」
何回目だっけ
キョン「いや、なんでもない、んだが・・・?」
「・・・百五回目と千三百六十回目と二千三百五十二回目、六千七百三十回目と一万四千二十五回目」
キョン「は?」
「少年。そろそろ見つけてくれ。見限る前に」
「屋台だ!祭りだ!盆踊りだ!いいか、祭りは稼ぎ時だ!屋台にとっても、私にとっても!」
キョン「風評かもしれないが割とぼったくりに近い祭り屋台のどこが稼ぎ時なんだ?」
「金魚すくい、全部すくえば三百円以上になる。育成が旨く行くと数万くらいにもなる。射的、無双。くじ引き、確立改編。あたりがない場合は全部引いて炎上させます」
キョン「やめなさい」
「何故だ!?」
キョン「どうしてそんながめついんですか神様」
「一番最初に人間に溶け込んだ時の職業、盗賊だった」
キョン「なるほど、今どき盗賊なんて存在してるのか」
盆踊り
繰り返せ―繰り返せ―
キョン「この世界じゃないから、だっけか?」
「・・・うん?」
キョン「あ、いや、なんでもない」
これも何回かあったなぁ
その程度しか楽しみがねぇな
そして、また集まる
ハルヒなしのSOS団が
「はじめてだよ」
キョン「あ?」
「初めて、十四番目の苦しみを知った気がする。とはいえ十四番目は人間だったし、今の私は神だし、明確な違いはあるけど」
十四番目と呼ばれる私の知り合いは
同じ時間を、同じ時空を、なんどもなんども戻って繰り返してやり直して
そして最終的に自害した
「一万五千五百十三回。長門ちゃんのように観測者じゃない、私の目線から言わせてもらうよ?覚えていようが何だろうが、とりあえず言わせろ」
長門「・・・」
「私は、二万回まで待つ。ギリギリだ。できればそれよりも前に終わらせて。できれば今回。無理なら次回」
キョン「・・・二万回を超えたら、どうするんだ?」
「壊す。私ここ見限る」
決めた
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シユウ(プロフ) - 名無しのチートさん» 了解です。楽しみにしてますね (2019年2月17日 0時) (レス) id: 6166b2864b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのチート(プロフ) - 投稿出来ました!!今は設定だけで、余り無いんですけど………ある程度書けたらお知らせしますね!! (2019年2月16日 23時) (レス) id: 6216eeef7c (このIDを非表示/違反報告)
腐女子です♪(プロフ) - どうすればいいですかね……? (2019年2月16日 23時) (レス) id: 6216eeef7c (このIDを非表示/違反報告)
シユウ(プロフ) - 名無しのチートさん» 何、だと・・・?とりあえず、その申し出とても興味があるのでやってみたいですねぇ (2019年2月16日 23時) (レス) id: 3d7e6cffed (このIDを非表示/違反報告)
名無しのチート - すみません、お願いしておいて…… (2019年2月16日 23時) (レス) id: 6216eeef7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シユウ | 作成日時:2019年2月14日 1時