【涼宮ハルヒの憂鬱】異世界人?いえ、神です

第二十一話　お願い?たのめ! ページ21

色々言ってたが要するに

「二十五年ごと十六年後にかける願い事をしろ、か」

色々突っ込みどころはあるがな!
あとなんだかんだ言って神頼みなので巡り巡って私がかなえねばならぬことになりそうなのはなぜだろうか

「多分私は・・・そうだなぁ」





みくる『お裁縫が旨くなりますように』『お料理が上手になりますように』

うん、たぶん七夕として一番正しい願い方だ
ただそれが二十五年ごと十六年後にかなうのは、ちょっと悲しいんじゃないだろうか

長門『調和』『変革』

古泉『家内安全』『世界平和』

キョン『犬を洗えそうな庭付き一戸建てをよこせ』『金くれ』

現実的かつちょっとひねくれてる気がするな

ハルヒ『世界があたしを中心に回るようにせよ』『地球の自転を逆回転にしてほしい』

すっごい叶えたくない

ハルヒ「Aは、『娘が一般常識を覚えますように』『息子達が長文を話してくれますように』？アンタ子供いたの?」

「二十五年ごと十六年後でしょ?」

あの空間にいれば数秒よ。秒って言うのも変だけど

ハルヒ「今から十六年後、誰の願いをかなえてくれるか勝負よ!」

面倒だねぇ

ハルヒ「・・・十六年か。長いな」

そうだねぇ

みくる「・・・あの、Aさん」

「はい？」

みくる「三年前、です。そう伝えてくれって・・・」

「・・・あー。りょ」

三年前、ねぇ

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