【涼宮ハルヒの憂鬱】異世界人?いえ、神です

第十二話　早急に?立ち去る ページ12

朝倉涼子は消えた
データ的になかったことにされた、ってところだろう

長門「朝倉涼子は転校したということにしておく。・・・今回は感謝する」

「うんうん、キョンや、これで何となく現実感が出たと思うから、ほんとに紙人形守っててね?意外と巻き込まれる体質な主人公みたいだし」

制服のほこりを払う
や、今さっきの情報すべて長門に書き換えられたから実際には何もついてないんだけど気分的に?

「あと、昨日の話。君の許可なしに助けに行った方が楽しいことに巻き込まれていると判断し積極的に救いに行くことにするのでそのつもりで!」

長門「待って」

お？

長門「あの空間の情報は朝倉涼子がほぼ干渉していた。情報すら存在しないあなたがどうやって干渉を」

「きっかけは紙人形。あとは異世界すらも容易に渡れる『移転』・・・ないなら付け足してしまえばいいじゃない、っていうウチの頭脳のセリフですな」

キリィ「結果的に、物質のデータ化や世界のデータが疑似的ではあるが習得できたことには感謝する。宇宙人的目線というのは中々に面白いものだ。興味深い。とりあえずとしてPCの形式でデータ保存させてもらった。お前の正体も、薄くながらしっかりとな」

「・・・と、いうわけで。私は先に帰らせてもらいまひょ」

何でそんな口借りて言うのかね。楽しげではあるけど

「ではばいちゃ、二人とも。さいなら」

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