【うみねこのなく頃に】私?・・・祠の神かな

第二十一話　生き延びる?見れた ページ21

「あ、これ本当にゲームだ」

あとこっぱずかしーセリフを言いながらバトル系アニメになってますねぇ
楽しそうだ

キリィ『・・・ようするに、ひと世界に一人、か』

「YES」

最初の世界では―――が
二番目の世界ではベアトリーチェ(仮)が
三番目の世界では右代宮絵羽
そして四週目では―ってところかな

「マルチエンディングってスゲー」

戦人「・・・何一人で呟いてるんだ?」

「結果」

この世界の理解力?






あ、いまバトル空間ではないです

戦人「・・・そういえば、Aは魔女・・・じゃないんだよな？」

「ん？あぁそうよ。たまたま偶然この世界の祠に住み着いてしまった神様」

戦人「住み着いた神様?」

「元は別時空の神殺し神様が遊びに来たら祠に憑りついてしまった、みたいな」

戦人「はぁ？」

「まぁ少なくとも、この世界で魔法や魔女を否定したところで消えるような存在ではないということさ」

それだけわかれば十分





というわけで
しばらく遊んで帰ってきたら戦人がいないというか誰も居ねえ

「・・・何があったし」

グレーテル「・・・戦意喪失よ」

「なぬ？」

繊維喪失？

グレーテル「戦人が、右代宮の・・・『右代宮明日香の子供である』と真実として言えなかったのよ。ベアトリーチェと戦うべきは、右代宮家の戦人だから」

「・・・え？いや、何でそれで戦意喪失?」

というかグレーテルだけ残ってたのね

グレーテル「なんで、って」

「そのアスカって人、聞いたことないけど戦人の母親だと思われてた人でしょ?えっと、霧江の前妻」

グレーテル「えぇ」

「・・・右代宮家の血族は父型だから母親関係なくね?」

グレーテル「・・・あっ」

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