【魔人探偵脳噛ネウロ】探偵?仲間仲間 (ページ19)

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第十九話　Box?箱ですページ19

依頼人「あのぉ、ちょっとよろしいですか?すいませんが、息子の素行調査をお願いしたいのです」

素行調査に謎を見出したらしい
なんでも、時々血まみれに帰ってくるし、ついて行ったおばあちゃんも見つかってないみたいです
そんなわけで息子さんを尾行です

「うわ、気持ち悪い匂いがする」

ヤコ「ほ、本当に見えてない・・・？」

「うん？あぁ、見えてないんじゃなくて気が付かない、ね。存在感を『破壊』してるから。人って存在感ないと気が付かないじゃん?青い猫型ロボットの石ころぼうしとかとおんなじ感覚」

ネウロ「ふむ、我輩のイビルキャンセラーでも良かったが、中々使えるではないか」

「このくらいできなきゃ神様言えないって・・・と。ついた」

おや、警察がいっぱい

警官「まさしく、怪盗Xの仕業だろう」

ネウロ「サイってなんです？」

警官「誰だ!?」

「女子高生探偵の桂木弥子ちゃん!あーんど助手ズ!」

警官「なんで子供がここに」

あれ、スルー?

ネウロ「ご家族の依頼を受けて、息子さんの素行を調査しておりまして」

「ところでサイって何?文字的にはXみたいだけど」

息子「ちょっとォー。俺がX?何のことかわかりませんよ。冤罪ですよこれ。ちょっと夜景でも見ようと思って入っただけですよ」

・・・ふーん

「ところでヤコちゃん知ってるかい?ペットに故意に傷をつけると器物破損の罪に問われるんだぜ?」

ヤコ「え、でも器物破損って、モノじゃないの?」

「人のモノって考えるとペットはそれに該当するっぽい。そんなわけで該当しとるよ少年」

息子「何のことですか?僕はココで、動物を飼っていただけですよ」

「へーそうなんだー」

ところで、Xは血の箱を作って置くそうです
それを置いたのが息子さんだったと思ったらしいけど、アリバイがあったらしいよ

「・・・ふむ」

ネウロ「中々情報は出ないものだな」

ヤコ「何この部屋!?」

「あーヤコちゃんおっはー。これは全部怪盗Xの奴だぜ」

ヤコ「怪盗Xの・・・？」

「そそ」

血の箱を置いて物を盗む
・・・ふむ

「これ私、怪盗がメインじゃない気がするね」

ネウロ「ほう？」

「血の箱がメインじゃないかな?」

元盗賊として、なんとなくそう思った
勘だけど