【魔法使いの嫁】赤毛?・・・誰!?

第七話　利害？一致・・・？ ページ7

「私は私の意志を持って、この赤毛の子を守る。一応私の依り代になってくれた子だし。といってもいつまで入れるかわからないけどね」

エリアス「僕はもともと、その子を弟子に・・・というより、僕のお嫁さんにしようと思って買ったからね。いつかは出ていくんだろう?」

「そりゃ確実に」

森の帰り道
そんなことを話ながらある・・・

「ってお嫁さん!?」

エリアス「あれ、言ってなかったけ」

「買われて強制的に弟子とされて、ついでにお嫁さん候補にされる赤毛の子にちょっと同情・・・というかなんというか」

がんばれ赤毛の子。私は応援してるよ
何かわからないけど母親目線で

「・・・ていうか、お嫁さんにしたいとか思うなら風呂場で服を引っぺがそうとすな」

エリアス「えぇー」

なんでそこはそういう反応なんだ






ぐっすり寝ました。睡眠って大事だね

「ところで、先日からせわしなく働くあの子は？」

エリアス「この家に住んでる隣人、シルキーだよ」

「ほう、つまり家政婦のようなものと」

エリアス「そうだけど、良く知ってるね」

「仮にも結構知識ためてるので」

お、手紙が鳥になって飛んでった
すごい、何がすごいってあれ切られたけど届いたらちゃんと元の神に戻るんだろうな
紙人形に近いような気がする

エリアス「ところで、君二日くらい寝てたんだけど自覚ある?」

「二日!?・・・あぁ、肉体に慣れてないからかな?」

エリアス「かもしれないね。体を大事にしなよ。ほら、朝ごはん」

「おー。うめぇ」

シルキー料理美味しい

エリアス「目覚めたばっかりで悪いんだけどね、A。新婚旅行の準備をしようか」

「恐らく赤毛の子に言ってるのだろうが、私は既婚者なのでそういう発言控えてほしいかも」

ちょっとややこしい

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