【魔法使いの嫁】赤毛?・・・誰!? (ページ25)

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第二十四話　お墓？わんこページ25

「おぉ、お墓だ」

チセ「・・・良くないものが沸いてる」

ふむ、あの黒いのかな?

？「おまえはどこからきたんだい？」

チセ「―――!」

うおっ!?なんだこの黒いの!

？「どこから来たの?」

チセ「っ―――!」

喋れらない方が良いタイプの奴か
にげろチセ!

？「どこにいくの？どこへ、どこから、どこへ、どう!」

？「急げ」

・・・今の、誰だ?

？「消えろ、屑が」

おぉ、チセを守ってくれた
いい人だなー・・・あ、人じゃない

？「・・・っ」

あ、倒れた

チセ「っ!A!治療を」

「おう、ちょいまちチセ」

・・・ん？

？「おまえ、イザベルに似てるな・・・イザベルに、いざべ、いざ」

うわっ!黒くなった!
ていうか

「わんこ!」

チセ「ブラック、ドック」

？「イザベルのもとへ、イザベル」

「待てわんこ。どこに向かうかわからんが、動いちゃダメ」

強制的に『書簡』で眠らせる
・・・うん

「この傷、さっきのと共通してるな。『蘇生』・・・は無理そう」

微妙に作りが違う

「最低限の応急手当だけしかできないけどやっとくぜ」

？「待て。その犬を渡しな」

チセ「っ!?あなたは、この間の」

振り向いたら奴がいた
あのほら、池で襲ってきた二人組の・・・金髪と黒髪がいたんだけど、金髪の方

チセ「・・・この子は、私を助けてくれた。真っ当な理由がないと渡しません」

？「っ!そいつを連れて帰らないと」

チセの遺志を無視して懐のモノを投げる!
当たった!

？「っ!!なにし・・・て」

ばたり

「・・・中々にいいもの作るじゃん、チセ」

チセ「失敗作だったけど、人間相手にはいいかも・・・」

眠り薬
便利だね