【デビルサバイバーⅡ】悪魔?ちゃうわい! (ページ15)

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第十四話　瓦礫?落ちたページ15

「瓦礫に押しつぶされる確率多いなー・・・と。一応マスター『切断』結界でかこったとはいえ無傷だなー・・・なんかあったかね」

キリィ『お前のそのすぐ死ぬ癖、やめた方が良いぞ』

「えー」

よっこらしょ、っと

ヒビキ「あなたは!そんな力があるのなら、一人で戦えたはずじゃないですか!」

おやマスター君
・・・あれはヤマトか

ヒビキ「どうして!?みんな、貴女の命令で死んでいった!」

ヤマト「下らん。審判の日に至るには必要なことだった」

ヒビキ「何が必要なんですか!貴方が何を考えているのかわからない・・・ッ!」

・・・どうやらもめてるようだけど
こういう時一言いいたくなるよね

「や、そりゃ無理ないぜマスター。神でもなくちゃ人が何を考えて生きているかなんてわからないさ」

ヒビキ「A・・・!?」

「なんだか深刻な話をしている中で追い詰めるような発言になるけどゴメンネ」

立ち上がって、と

ヤマト「ほう・・・生きていたか」

「もち。不死身なので死にはしないよー。それは兎も角マスター君。私個人としては、マスター君のやりたいことよりもヤマトの言っていることの方がまだ納得できるなー」

ヒビキ「なんだって・・・!?」

あれ？結構驚いてる

「人を犠牲にしたくないって精神はさ、割と長生きしたから結構な量そういってる人はいたけど・・・じゃあといって、誰一人としてそれを貫けた人はいなかったよ?なんでだと思う？まぁとはいえ本人はそれが至極当然のことで、もしくは仕方ないとか思いながらやってたのかもしれないけど」

ヒビキ「どういう」

「んー、言い回しは苦手なんだけど・・・そう、後ろのロナウドにも言いたかったんよ」

さっきもぼそっと言ったけど

「平等主義とか糞喰らえ」

ロナウド「なッ」

「平等の基準って何だろうか？実力主義の場合はちゃんと強者と弱者、そして平々凡々なものがいるわけだ。んじゃ平等の場合は?弱者と強者は何処に行く?」

ロナウド「それは―――」

「だから糞喰らえ。基本的に平等なんてありえんのよ。絵空事よ。もっと言えば・・・」

・・・そうだな

「実力主義も平等主義も同じ。結局さ、平等になったら平等にしたものは必然的に強者になるよね?だってその状況を作り上げたんだから」

ん?ちょっと言い回しが難しいな

「なんかいろいろ言ったけど、よーするにだよ。ここの主義主張大いに結構!その結果人類という存在が自爆するなら、まぁそれまでだったんじゃない?」