二十三話 ページ26
古「うう...本当は分かってたさ。時計が人間の家族になれる訳がない
要らなくなったら捨てられる。所詮それだけの存在何だって...」
...本当に？
？「それは違う！」
ほら、君にも救いはあるんだよ
古「ひ、ひでおさん！？」
「「「ええ！？」」」
誠「僕は息子の誠一だよ」
古「誠一君...？」
誠「まさか本当に時計に命が宿っていたとはね」
『なぜ、ここに？』
誠「知り合いに時計の修理をやってる人がいて、このことを教えてくれたんだ。
ようやく見つけたよ」
古「...今更なんだよ...！」
誠「時計を...父さんが君を手放したのは、余命宣言を受けたからなんだ」
古「余命宣言...？」
誠「入院が決まり、もう家に戻れないことを悟った父さんは、
家に残されてしまう君を学校へと寄付することとなった。
だけど...お気に入りだった君を手放すのが辛くて、悲しくて
最後の言葉をかけてやれなかったんだ
父さんはずっと悔やんでた。それで僕は伝言を頼まれたんだ」
ひでお『時計を見つけてこう伝えてくれ。
これまでワシと一緒にいてくれてありがとう。
お前は苦しい時も嬉しい時も、ずっとそばにいてくれた、
ワシの大事な家族だ』
...泣いていい？←
この話は何度聞いても泣く...
でも手が痛くて泣けない←
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零(プロフ) - 名前変換が欲しいです… (2023年1月22日 14時) (
レス) id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
razegani(プロフ) - 名前変換出来たら嬉しい。この小説に集中出来るから (2022年7月3日 14時) (レス) @page2 id: 5eafeba045 (このIDを非表示/違反報告)
涙 - 右！？ありがとうございます！！面白いと思ってくれてとても嬉しいです！！！ (2020年9月21日 8時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし - おもしろいです！男主もいいですね！一番右の星押しときました！ (2020年9月20日 21時) (レス) id: 09e3f2aace (このIDを非表示/違反報告)
涙 - ありがとうございます！！またホムペ行きます！！！ (2020年9月17日 17時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涙 | 作成日時：2020年9月17日 17時
