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8 ページ13

初めての東京で、翔は私に指輪を買ってくれた。








.









「今はこれで我慢して」









そう言って左手の薬指にはめてくれた可愛いリングは



学生の身分では高すぎるものだった。








.









『こんな高いの……』









「バイト、３か月分」









そう言って笑う彼を見てまた泣きそうになると




そっと唇を奪われる。








.








.









「もう、泣くなよ。泣き虫」









『いいじゃない。うれしい涙なんだもん。』

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設定タグ：嵐 , 櫻井翔 , sumika   
作品のジャンル：恋愛
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作者名：sumika | 作成日時：2018年8月15日 0時

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