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年度が変わろうが引き続き、社内では省エネモードで今日も私は非常階段を使いワンフロア上の階へと向かう。
この階段を使うと和也を思い出して時々切なくなるけれど………
そんな思いを断ち切るように近頃の私は一段飛ばしで階段を一気に駆け上がる。
もちろん、誰もいない時だけね。
今日も勢い良く駆け上がり、階段を登りきった。
息を整えドアを開けようとしたらスッと開いたので、ありがとうございますと頭を下げながら通り過ぎようとしたら________
ぐっと腕を引っ張られまた非常階段の踊り場へと引き戻された。
『ひゃっ』
ビックリして思わず声が出てしまう。
ゆっくりと顔を上げてみると_____
「ねぇ、告白しても良い？」
変わらない、ううん、何だか印象が少し逞しくなった和也が私だけに見せるあの意地悪な笑顔で立っていた。
『かず、なり……？』
なんでここにいるの？とか
どうしたの？とか
仕事は？とか……
色んな疑問が頭の中に浮かぶのに、どれ一つ声になって出てこない。
その間も目の前の和也は笑顔のままだ。
「ねぇ、聞いてる？告白したいんだけど？」
『えっ、今？』
「今が良いです。」
あの時と同じ言葉を和也が言う。
『あっ、じゃあ、どうぞ。』
びっくりやら恥ずかしいやらで言い方が素っ気なくなってしまう。
「なに、それ。まっ、良いけどね。」
少し呆れた顔をするものの目の前に立つ和也は私の目を見ると
「好きです。俺は水沢Aさんの事がめちゃくちゃ好きで仕方ありません。俺と付き合ってください。俺を仮じゃなくて確定彼氏にしてください。」
とはにかみながら言った。
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とも(プロフ) - あぁー主人公さんにメロメロな和也くん(*^^*)色々困難を越えてやーっと一緒になれたんですね＼(^o^)／お互いに信じ合う二人がとってもいじらしくて(>.<)切ないなかにも暖かい気持ちになりました。完結お疲れ様でした。 (2018年2月10日 1時) (
レス) id: 3ed79bfe04 (このIDを非表示/違反報告)
sumika(プロフ) - えりさん» コメントありがとうございます！次の作品でもよろしくお願いします<(_ _*)> (2018年2月9日 7時) (レス) id: 0daa790b6f (このIDを非表示/違反報告)
sumika(プロフ) - 也さん» ありがとうございます！そこまで思っていただけて感謝です♪これからもよろしくお願いします！ (2018年2月9日 7時) (レス) id: 0daa790b6f (このIDを非表示/違反報告)
sumika(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！一途な2人に感動していただけて嬉しいです！ (2018年2月9日 7時) (レス) id: 0daa790b6f (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 完結お疲れ様です(^ ^)途中、和也は何を隠してるのー！？とハラハラしましたが。最後はハッピーで読んでいて楽しく幸せな気分になりました(*´ー｀*) (2018年2月8日 22時) (レス) id: faf246fb32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sumika
| 作成日時：2018年2月6日 15時
