ANN ページ4
貴 『私が大学に通ってる時の話なんですけど』
健 「だいぶ前やな」
貴 『じゃ、やめーた』
剛 「健二郎さん、謝ってください。」
健 「ごめんやん、悪かったって」
貴 『その日は課題に追われてたので、
バイトも早めに切り上げて課題をやろうと思って、家に帰ったんですよ。家に帰ってきて、カバンの中を見たら、なんと、課題のプリントがない!』
健 「アホやんwww」
貴 『バイトも夜勤だったんで、まー早めに切り上げるって言っても家に帰ったら11時半。
普通の課題なら出さなくても言っちゃえば大丈夫じゃないですか』
剛 「大丈夫ではないよ。うん。」
貴 『でも、それ必須科目のなんですよね。
やらなきゃ留年っすよね。取りに行くしかないんですよ。』
健 「せやな」
貴 『で、わざわざ大学まで行きましたよ。
着いたら、くそ不気味なんです。友達連れていくのも考えたけど、みんな彼氏持ちじゃねえかよ。
夜の営みを邪魔するわけにはいかないじゃないですか。』
健 「いきなり言うのやめようか、あかりちゃん」
貴 『そんなこんなで、1人で乗り込んだわけです。
私が受けてる授業は3階にある教室なんですけど、
階段を登らなきゃいけないわけじゃないですか。』
剛 「そうだね」
貴 『で、階段を登ってる時に、不意に私の横を緑色の何かが横切った気がしたんです。』
健 「えええええ怖い怖い怖い」
剛 「健二郎さん、うるさいです」
貴 『私、ほんとに霊感ないから、疲れてるんやなと思って気にせずに3階に行ったんです。
階段を上り終わってから、自分の教室に行くまでに3つ教室があるんですよね。
1つ目の教室を通り過ぎる時にまた、緑色の何かが横切ったんです。めちゃくちゃ怖くて、早歩きで通り過ぎました。
2つ目の教室を通り過ぎる時に、ドン!
健 「いやあああ」
って音がしたんです
健ちゃん、静かに!』
貴 『音がした方を見てみると、緑色の顔の女性が
教室の窓に顔をべったり付けてるんですよ。』
剛・健 「やばいやばい」
貴 『それで、怖くなって走って、トイレに逃げ込んだです。
案の定、その女性も走ってついてくるわけですよ。
一番置くのトイレに入ったら、女性が一番手前のトイレの扉から順番にドアを開けていくんですよね。』
健 「俺、やばい、泣きそう」
剛 「ト、トイレ行ってもいいですか」
健 「ダメ絶対ダメ。隣におれ。」
334人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
AKaRi☆(プロフ) - 美紀さん» あけましておめでとう!こちらこそよろしくね!(^^)見たよ〜!! (2018年1月2日 16時) (レス) id: f4401251f0 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - あかりちゃんあけおめことよろ(*^▽^*)紅白見た? (2018年1月2日 14時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
AKaRi☆(プロフ) - 美紀さん» ありがとう!! (2017年12月27日 18時) (レス) id: f4401251f0 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - あかりちゃん移行おめでと (2017年12月26日 20時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:AKaRi☆ | 作成日時:2017年12月23日 10時