三代目のサバサバGIRL

メンバー飯会 ページ15

回想





貴 「おはよう」

はる 「おはよう、昨日大丈夫だった？」

貴 「あー、昨日ねアイツに公園で彼女のこと大事にしいやって言ってきた」

はる 「え！？」

貴 「声でかいわwww」

はる 「じゃもういいの？」

貴 「うんw」

はる 「なんかあったら言いや」

貴 「ありがとう」



大丈夫とは言ったもの結構きてる

もう授業とか身に入らない



友達 「あかり、あかり！！先生がこの問題やってって！」

貴 「え、うん」

先生 「どうした、全然集中してないよ」

貴 「あ、はい…」





アイツと公園で話をしてた時に誰かに写真を撮られてたみたいで、それが拡散された。


私の味方は多かったけど、やっぱりかなちゃんを肯定する人もいるわけで、


かなちゃん派の人は、私の変な噂流したり、ずっと睨んできたり…

アイツもアイツで何もしない


好きになっただけでこんなに苦い思いするとは思わなかった



はるにはもっと頼れって言われたけど、これ以上迷惑かけるわけにもいかず、相談はしなかった







そして、さらに追い討ちをかけるかのような出来事があった






私の大好きな父に


癌が見つかった




見つかったときはもう肺、膵臓、肝臓に転移してて余命３ヶ月と宣告された。






もう地獄だと思った

闇の底なし沼にハマった気がした









そして、３ヶ月後には父は……









この世を去った








はあ…

もう私は勉強だけなのかなー…。





それからずっと勉強一筋になって、東大に受かってって感じ







〈回想終了〉

メンバー 「……」


貴 「んで、お姉ちゃんにあんた歌上手いからオーディション受けてみって言われて、受かって三代目になったんです。」

健 「辛い思いしてたんやな…」

貴 「んーもっと辛い思いしてる人いると思うから、こんなこと言ってられんけどな」

N 「そんなことないよ」




E 「それでその後は？？」

貴 「そうそう」






回想



三代目になってから歌が歌えなくなった時があった

その歌が昔のこと思い出させる歌で、仕事にも身が入らなかった

臣や隆二には迷惑かけたし、親友の結衣(新垣結衣)にも迷惑かけた



でも、その時にずっと調子悪いのに初めに気づいてくれたのが剛典だった


剛典は親身になって話を聞いてくれて、元々剛典とは仲良かったけど、話をして以来もっと仲良くなって、いつの間にか剛典のことを好きになってた


でも、昔のことがあったから

好きになってもいいのかわからなかった

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