三代目のサバサバGIRL

メンバー飯会 ページ14

回想





朝学校に行くと親友のはるが駆け寄ってきた


はる 「あかり！！大丈夫！？」

貴 「何が？笑 全然ピンピンしてるけど？笑」

はる 「なんで！？好きじゃなくなったの？」

貴 「え？」

はる 「あんたの好きな人、ずっと付き合ってるらしいで」


え？

何言ってんの…？

昨日も一緒に帰ったやん



はる 「5組のかなちゃんと付き合ってる」



好きな人出来たら1番に教えてくれるって言ったやん

あれ何やったん…？私の今までの努力何…？



あれ、なんで涙出てるんやろ…？



はる 「屋上行こ」



(屋上)



はる 「泣きたいだけ泣け」

貴 「はる…泣」

はる 「ん」



どれだけ泣いてたやろ



貴 「はる、ごめん…」

はる 「気済んだか？」

貴 「もう涙なくなった」

はる 「そうか…笑 もう帰る？」

貴 「うん」


帰り道


はる 「いつから彼女いたんかな」

貴 「なんか私、浮気相手みたいになってへんかな」

はる「そんな事あったらあいつのこと許さへん」

貴 「なんであんなやつ好きになったんやろ」

はる 「あんな女たらしやったとはね」

貴方 「ほんまな」




家に帰ると、アイツからLINEが来ていた


アイツ大丈夫か?帰ったけど
あかりあーうん
アイツなんかあったら言えよ
あかり放課後公園で会えへん?ってか来い
アイツおけ行く

放課後

アイツ公園着いたけどおる?

貴 「よ」

アイツ 「おー大丈夫か」

貴 「見ての通りやけどw」

アイツ 「ん、元気そうwでどうしたん？」

貴 「あ、うん。彼女、いつから？」

アイツ 「あ…うん……いつか話そうと思って」

貴 「いや、だからいつから？」

アイツ 「2年前ぐらい」

貴 「私の告白何やったん？」

アイツ 「それは…」

貴 「曖昧な返事しかされてないし、告白なんかしんかったらよかったって思ってたのに、これってなに」

アイツ 「ごめん」

貴 「もういいよ」

アイツ 「おれまだ…」

貴 「もう、あんたとは友達なんかむり」

アイツ 「…」

貴 「だから、ちゃんと振って」

アイツ 「…ごめん、俺お前の気持ち考えてへんかった。お前の気持ちには応えられへん。ごめん。」

貴 「かなちゃん大事にしいや」

アイツ 「うん。」




もう無理やわ、

何も言わんと帰ってきちゃった

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