天才少女はヒーローを目指す1 (ページ39)

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出久さんと個性のお話ページ39

昼食の時

今日は出久さん達に誘われたから、一緒に食べている

出久さん「あ！そうだ！見たことはあるけど、Aさんの個性、説明聞いてもいい？」

A「？全然いいけど、聞いてどうするの？」

お茶子さん「デク君はねぇ、ヒーローノートって言うのにみんなの個性書いてるんだよ！

綺麗にまとめてあって見てるの楽しいよ！」

そうなんだ。すごいな

前から思ってたけど、出久さんって努力家だよね

出久さん「うん！だからAさんの個性もまとめたいんだ。いいかな？」

A「うん！もちろんいいよ

まず、私は焦凍と同じで二つ個性を持ってて、

一つ目はサイコパワー

気を送って物を浮かせたり、形を変えたりできるよ

一応物を圧縮して潰すこともできるよ

二つ目は氷

これは焦凍とはちょっと違って、私が作りだした氷を媒体として、氷柱を作ったりできるよ

焦凍みたいに直接凍らせることはできなくて、焦凍の最大火力ほど作り出せないのが難点かな

まあ、媒体からどれだけの大きさの氷柱を作るかは自由だし

使い方を考えれば焦凍の最大火力の１０倍ぐらいはできるかな

サイコパワーはお父様から、氷はお母様の浮かせれない氷とお父様の個性が混ざったものだよ」

出久さん「すごいね！それだったら…ブツブツブツブツブツ」

あらら…もう戻らないかな

天哉さん「そうなのか！すごいな！じゃあ、これも完全に潰せるのか？」

そう言うと天哉さんは切っていない林檎を出した

A「完全にっていうか、ぺらぺらにして水分が全くないぐらいには出来るよ

してみようか？」

天哉さん「ああ！頼む」

私は汁を飛ばさないようにして潰した様子を意識して圧縮する

すると、林檎は紙のように乾いたペラペラの林檎だった物になり、林檎ジュースが出来た

お茶子さん「すごいね！」

焦凍「おいしいな」(林檎ジュース)

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家

緑さん「ねぇ、Aちゃん、一緒にチェスをしましょう？

Aちゃんは最近仕事のやり過ぎよ」

A「いいの？緑さんは強いから楽しみ」

～～～～
緑さん「うーん…途中までは良かったんだけど、やっぱりAちゃん強いわねぇ

綺麗に周りをとられちゃったわ」

周りをとる……

A「あ！ありがとう緑さん！！」

人にできないんだったら、周りを固めてしまえばいいんだ！

空気を圧縮させて檻を作ったりすればいいんだ！

でも、私もこの体育祭で、克服したいな……