96 みんな(大きさが違って)みんな良い ページ47
翌日。
「フレー!フレー!タ・ケ・ル!!」
「家族の応援って……心強いですね……」
「やっちゃん、私を忘れてないかい?」
「え」
和久南戦、ギャラリーに相手校の家族がきていた。
それも強力。
「フレー!!!!! フレー!!!!! き・よ・こーーー!!!!!」
家族の応援なら片割れに任せろ!!!
「おおっ!? あんためっちゃやる気だねー!!!!」
きよがめんどくさそうに私をチラ見したのを見てしょんぼりしそうになっていると、そんな声が聞こえた。
金髪のボインなおねえさんだった。
「(なんか、誰かと似ているような……)」
その金髪のお姉さんは、敬礼しながら言った。
「どうも、龍之介がいつもお世話になってます! 姉の冴子ですっ!」
「おっ!?!? 田中くんのお姉さん!?!?」
「どもどもー!! 烏野ってマネージャー三人も居るのすごいねー!!!」
「仁花ちゃんが来てくれたおかげっすね!! 私、清水Aです!! いつも田中くんお世話してます!」
「いやいや」
流石に仁花ちゃんに否定された。
「ところで仁花ちゃん」
「? はい」
「何カップなんだろうね……あ、大丈夫、ひんぬーもステータスだから!!! 巨乳は夢が詰まってるし、貧乳は人に夢を配ってる!!! つまり、どちらもよい胸なのであって、」
「いいから試合応援しましょう」
「ウッス」
仁花ちゃんも私のあしらい方を覚えたらしい。
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作者名:紫 | 作成日時:2020年2月5日 6時