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54 主将こわい ページ5

最後にドナとグリーティングした私達5人は東京駅でそれぞれ別れ、帰宅。
私は父さんが車を飛ばして迎えに来てくれた。

「あれ? きよ? 来てくれたんだ」
「うん。どうだった?」

車に乗ると、きよが乗車していた。

「めっちゃ楽しかった!! 今度はきよも一緒にインパしようね!!」
「……そうね」

帰りにリフィルしたポップコーンをきよと食べながら(両親の分も計算して)、あれこれ話していたときだった。

「そうだ、A」
「んー?」
「新しいマネージャーを、勧誘しようと思うの」
「……私たちが引退したあとのために、か」
「……そう」


**


「みんなー、オフはどうだったかねー??」
「おい、A、話がある」
「ヒエッ」

大地に正座させられた。
私、なにかした……?

「その手にあるのは?」
「お土産でございます……」
「それはありがとう。デ○ズニー行ったんだよな」
「そうであります……」
「誰と、だ?」
「え。えっと……クロ、たち」

そう答えると、大地、スガくん、旭はため息を吐いた。

「えっ、あの」
「この写真が、黒尾から送られてきた」
「ん? ……ああ、これか」
「ああこれかじゃないべ!?!?」
「ちーっす! どうしたんすか? スガさんが叫ぶとか……Aさんついにやらかしたんすか?」

スガくんが叫ぶ。
ノヤくん、田中くんがやってきた。

「おいおいノヤくん、ついにやらかしたとはなんだ」
「二人とも、これを見ろ」
「ん? Aさんと……え!?!?」
「はあ!?!?」
「うるさ……」

大地はあの写真を、二人にも見せた。

「Aさん……どういうことですか」
「こわいこわいこわい!!! ノヤくんこわい!!! どういうもなにも……一緒に遊んだだけ……」
「じゃあなんで!!!! 音駒の主将とハート作る自撮り撮ってるんすか!!!!! 旭さんはどうしたんすか!?!?」
「え……なんで旭がそこで出てくるんデスカ……?」

ノヤくんは泣きそうになりながら再び叫んだ。

「旭さんのことは嘘だったんすか!?!?」
「え、なんでやねん」

ごめん治くん。似非関西人で。

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作者名: | 作成日時:2020年2月5日 6時

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