69 天才的なカメコさんが撮ってくれた天才的なお写真 ページ20
「全国で5本!?!? すご!!!!!」
「まあな!!」
「3本には入らないですけどね」
「あかーし!?」
木兎くんは全国で5本の指に入るスパイカーらしいえ、すごくないか。
確か若利くんも似たようなの言われてたような……。
「まあAの居る宮城のウシワカはその3本に入るけどな」
「わ、やっぱ若利くんって有名なんだ」
「わかとしくん?????」
「お、おいA、ウシワカと、仲良いのか……?」
木兎くんが思考の止まったような顔をして、クロが驚きながら尋ねてきた。
「え、クロも一応知ってるじゃん」
「そりゃウシワカは知ってるけど……」
「じゃなくて、ハヤシだよハヤシ」
「はやし??」
「ほら、撮り手のハヤシ。若利くん好物がハヤシライスでそっから名付けたんだと」
「え」
クロはそう呟いて、スマホを取り出し、なにかを探し始めた。
私もスマホを出し、若利くんの写真を表示する。
「木兎くん、赤葦くん、この写真を撮ったのが、若利くん」
「え、なにこれ!? スッゲー!!!」
「これ……プロレベルじゃないですか。夜の海ってこんなにキレイに撮れるんですね」
「あ、出てきた。これもウシワカが撮ったってことか……」
「どれどれ」
クロが見せたのは、私がゴーストパレードのダンサー仮装したときに同行してくれた若利くんが撮ってくれた写真だった。
「スッゲー!!! え、ここディ○ニー!? やっぱキャスト?? って衣装すげーな!!」
「いや、木兎さん多分違いますよこれ」
「赤葦正解。これ、Aの手作り」
「いえす!!」
「手作り!?!? スッゲー!!!!!」
「木兎お前さっきからそれしか言ってねぇぞ」
70 この誤解は……加速する!!→←68 焼き餅ついてるネコとヘビ
156人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫 | 作成日時:2020年2月5日 6時