67 初仮装は事故 ページ18
「おぉ!! あれは……」
「もしや、スカイツリー!?」
「馬鹿じゃね」
「ちょっっとおおAさん!?!?」
「なんだい田中くん。反論でもあるのかね」
「うわあ顔イラっとしますね!!」
「ノヤくん?? お外行こうか??」
「ここ外だし西谷の胸ぐら掴むのやめようなー」
大地に笑顔で言われ、しぶしぶ私はノヤくんから手を離した。
「おーいAー」
「あ!!!! 孤爪くん!!!!!」
「え」
「呼んだの俺なんだけど!?!?」
クロがなんか鳴いているが知らんもーん。
私は孤爪くんに駆け寄った。
「ひさしぶり!!」
「あ……うん……まあおれは久しぶりの気がしないけど……」
「え? なんで?」
「だってクロが毎日毎日話してくるし写真見せてくるし……」
「ちょっとクロ!?!? まさかあの写真は見せてないよね!?!? あれはホントにだめだから……!!」
そう私は訴えたが、クロは笑顔でスマホを取り出した。
クロに群がる烏野メンバー。
お前ら、仲間じゃないのか。
「Aがあんなに恥ずかしがるとか……」
「気になりますね」
「月島ってAさんにだけは関心あるよなー」
「どういうことですか田中さん」
「ちょ、まじでそれは……!!」
クロがみんなに見せたのは
「え」
「あああああああ」
「これ、Aの初仮装写メ」
私の黒歴史だった。
「は……? え、これ、Aさんっすか!?!?」
「いや田中、輪郭とかパーツが似ているような……」
「うううう穴を掘ってでも入りたい」
「そんなことで????」
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作者名:紫 | 作成日時:2020年2月5日 6時