【HQ】清水潔子先輩の双子の妹は幽霊で居たい。 (ページ19)

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19　仮装仲間のネコとヘビページ19

「今年もやるんですよね!? ゴールデンウィーク合宿」

おん???? 合宿とな???

「きよ、合宿やるの?」
「うん」
「A、だからゴールデンウィークは夢の国は……」
「あー大丈夫ゴールデンウィークは入場制限きたりしやすいからあんま行かないんだ」
「……ああ……」

全員そんな目で見るな。

「それでね……ゴールデンウィーク最終日なんだけど……練習試合!! 組めました!!」
「おおおおお!! 練習試合!! 合宿に試合に! すごい!!」
「頼もしいな武ちゃん!」
「相手は、どこですか!?」
「東京の古豪……音駒高校」
「ねこま……??」

……どこかで聞いたことあるな。
ねこま……音駒……東京……。

「おん……??」

**

「ゴールデンウィーク合宿だってさー」
『あー部活入ったんだっけ』
『高校では部活入んないって言ってたあのAチャンがねぇ……』

パソコンでビデオ通話しながら、Dハロ仮装仲間の二人の顔を画面越しに見る。

『つーことは今年もゴールデンウィークはインパしねーのな』
「まあただでさえ遠いのに混んでる日に行ってもねえ」
『年パ持ってるのに??』
「あ、そうだ二人に聞きたかったんだよね。東京住みでしょ?」
『『うん』』
「ゴールデンウィーク最終日に練習試合するみたいなんだけど、音駒って知ってる?」
『ぶっ』
『あっははは! ネコチャン汚な』
「ん??? ねこ?? あ、クロまさか!!」
『俺の学校だよ、音駒は』

思わず飲んでいたお茶を吹き出した黒尾くんを、大将くんが笑っていた。