<誠先輩> ページ6
「起立。」
その声が聞こえて、あたしは急いで立ち上がるけどちょっと遅れたらしく山上に睨まれた。
これで馬鹿にされてはまた面倒だ、とあたしは大崎を横目に見たが所詮地味めのあたしのことだし、気にもかけていないようだ。
そうなれば、何故か気分が悪くなった。
次の休み時間は下らない色恋の話を聞くことになりそうだ、これも面倒臭い。
「ありがとうございましたー」
ありがとうございました、と小声でいう。
山上の話なんて聞いてないし、どこにありがとう要素があるのか全く理解できなかった。
「はぁ……」
なんでこう学校というものは疲れるのか。
今日は体育がないだけましかな。
運動があまり得意じゃないあたしは、そう思ってなんとか持ちこたえた。
「……ねぇ、さっきの話の途中なんだけど」
ふうちゃんがいつの間にか目の前にいて、びっくりした。
う、うん…と返事をしながらふうちゃんの顔をみる。
顔が紅くて、くだらないと思ったけどるふうちゃんと釣り合う人なのか少し気になる。
「
どこかで聞いたことあるような名前を、ふうちゃんは口にした。
ふうちゃんがその名前を言えば、数名の女子はこちらを見た。
そんなところをみると、よほど素敵なのだろう。
そこまでくれば、私も女だし少しの興味がわいた。
「お弁当、食べ終わったら一緒に先輩の教室行こうよ」
そういえば、もうお昼休みだった。
お腹が空いていなかったし、気づかなかった。
「うん、いいよ」
私がそう返すと、ふうちゃんはニコリと笑った。
私達二人はお弁当なので、いつもお弁当を食べている中庭にむかった。
「ふうちゃんって、なんでその青木先輩のこと知ったのよ」
イケメンだとか、そういうのに興味はあるミーハーなふうちゃんは名前と顔は知っていてもアイドルとしてみる側の人間だったのだ。
「うーん、いつも通り噂を聞いて見にいったんだよ。
誠先輩、サッカー部なんだけどねサッカーをする姿が、格好よかったし何かを落とせば笑顔で拾ってくれるし」
くだらない理由を聞かされてしまった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＜舌打ち＞で先輩、後輩がいる風になっていますが中等部と高等部とでわかれている、とイメージしてください。
中等部から上がる人達が多いですが、主人公はカンニングを楽しむため高等部を受験し、入ったということです。
高校一年生だと思って下されば。
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シリウス(プロフ) - http://or2.mobi/data/img/158822.png (2017年6月5日 20時) (
レス) id: 87de1793dc (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬莉璃(プロフ) - シリウスさん» 自演は、無いと。ＩＤ違いました...。 (2017年6月5日 19時) (レス) id: 705c98e51a (このIDを非表示/違反報告)
シリウス(プロフ) - パクり作者のidを検索したら、A子さんのアカウントが出てきました。自演でしょうか？ (2017年6月5日 19時) (レス) id: 87de1793dc (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - こちらのほうがはるかに製作日が早いのでパクリ確定かと (2017年6月5日 19時) (レス) id: 691057392f (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - この作品、パクられてます。内容も一文字すら変わってなく、そのまんまコピペしたような。一度見てみてはどうでしょうか？ (2017年6月5日 19時) (レス) id: 691057392f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えー子、 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2017年1月16日 17時
