1.恋心シリーズ ページ2
「…なーんかお前今日大人しい。
なんかたくらんでんだろ。」
疑わしげにいう参謀総長に私は「はは、やだなぁそんなことないですよ」と返す。
嘘です参謀総長が冷たいから内心すごくかまってもらいたいです。
「…そうか？(え、何こいつキモい。愛してるとかなにもいってこねぇんだけど気持ち悪い気持ち悪すぎで吐きそう。何こいつうざいなまじで)」
参謀総長が冷たい目でみてくるのは気のせいじゃないと思う。しかしそんな参謀総長も好きである、愛している。
そしていつものように食堂に足を踏み入れる。
「参謀総長、おめでとうございます!!」
皆が口を揃えてそういったかと思えば、クラッカーが音をたてた。
参謀総長はいかにも嬉しそうにありがとうな、なんていっている。
ズルい！！私が告白してもあんな笑顔見せなかったよ！？
『……コアラさん、私我慢強くなったみたいです』
そういって隣にすわると、「そうねー、君も成長したよねぇ色々。」と答えてくれた。
『ま、更に天才になりましたよねぇ』
今日は疲れた。
飲んで、食べて、笑って、我慢して。
しかしまだ参謀総長にプレゼントを渡してない。おとなりさんだし、渡すとしよう。
『参謀総長、入りますよ〜……って、寝てる』
相変わらずかっこいい。寝顔って始めてみたな、カメラ…はもってくればよかった。
『…ふふ』
なんか疲れがなくなってく。恐るべし参謀総長。
「…ばか、寝たとでも思ったか」
な、な。
引き寄せられたと思えば参謀総長にベッドの上で抱きつかれていた。
『さささ、参謀総長！？』
大胆、大胆すぎないだろうか。
一応まだ20もいっていない。そして私はまだ純粋でいたい。
「新しいシルクハットか、なかなかセンスいいじゃん、ありがとな。
…後さ、なんでお前今日愛してるとかいわねぇの」
低くなった参謀総長の声に、反抗もできなくなる。
『…かまってもらいたかったのと、信憑性を高めるために』
私が正直にいうと、「はっ」と参謀総長は笑った。
「…ほんと正直でアホ。ま、そういうところが好きだけど。
おれ、お前のことやっぱり好きで、愛してるんだよ。
……今まで通りのお前が、一番好きなんだけど」
照れたようにいう参謀総長に、私は鼓動が高まる。
『参謀総長おおお……
私、今日すごく我慢したんですぅ、キスしてくださいいい』
泣きながらいうと、参謀総長は「ん」と言って、私の唇をうばった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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えー子、(プロフ) - こねこ(=^・ω・^=)さん» ありがとう(^-^)私も一番好きなんだよね(*^^*)更新って毎日しようと思ってもできないよね(^-^; (2017年3月20日 17時) (
レス) id: 02da48c961 (このIDを非表示/違反報告)
こねこ(=^・ω・^=)(プロフ) - んんんん面白かった！やっぱ、恋心シリーズの夢主ちゃん好きだなぁ…。可愛い。私も頑張んないとなぁ。←最近全然更新してない (2017年3月20日 11時) (レス) id: be237ed739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えー子、 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2017年3月17日 20時
