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You side
テヒョンくんと映画に行くことになったのは
それから一か月後だった。
カムバックやらなんやらで
TXTは大忙し。
それに伴って
メイクも大忙しだったからだ。
やっと取れた休日は
当然二人とも同じ日だったから
都合がよかった。
「ごめん、待たせちゃった」
年下の男の子と休日にどこかに行くなんて
弟しかなかったから
凄く新鮮だ。
テヒョンくんは
しっかり帽子を深くかぶっている。
それでも隠しきれていないスタイルと
顔立ちの整いようは
ジョングクさんにそっくりだ。
スマホに目を落としていたテヒョンくんは
スッと此方に目を向けて
一回ため息をついた。
変な服装をしてきただろうか。
私が自分の足やら手やらを確認していたら
「なんでAヌナまで変装してるんですか」
と帽子をつついてきた。
大きなベレー帽は
ちゃんと寒い今の季節に合わせてあるのに。
「それじゃ、僕よりヌナの方が芸能人みたいです」
マスクを指さし、
掛けている伊達メガネを外してくるテヒョンくん。
あからさまにしてると逆に疑われるんです、と言われ
マスクと眼鏡を取る。
「あはは。なんか、ごめん」
乾いた声で笑いながら頭を下げると、
抜けてますよね、と軽く悪口を言われた。
二人で見ることにしたのは
テヒョンくんが気になっていると言っていた
宇宙が舞台のＳＦ映画だった。
上映開始時間を調べるのを二人とも忘れていて
２時間程度空き時間が出来たので
二人でふらふらと買い物をすることにした。
もうすぐクリスマスということで
ショッピングセンターはキラキラと装飾されている。
「ヌナってクリスマス予定あるんですか？」
大きなツリーの前でテヒョンくんが聞いた。
もう12月だと言っても
まだ一週目の真ん中で
そんなに先の予定はあるはずなかった。
去年はどこに行ったかと思い出せば
ジョングクさんとドライブに行ったことが頭をよぎり
少し恥ずかしくなった。
彼はいつから私のことが好きだったんだろうか。
そして今、彼が好きなのは誰なのだろうか。
ふと思い出したのは
ビターチョコレートの
ユナちゃんだった。
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レモン飴とお菓子lover(プロフ) - 千春さん» いつもご拝読ありがとうございます！そう言ってもらえて本当に嬉しいです！素敵なコメントありがとうございます！！ (2022年8月7日 20時) (
レス) id: 367bc88658 (このIDを非表示/違反報告)
千春(プロフ) - 本当にこのお話が面白くていつも楽しみに更新も待ってます！！第三弾も楽しみしてます！ (2022年8月7日 0時) (レス) @page50 id: b4c1430361 (このIDを非表示/違反報告)
レモン飴とお菓子lover(プロフ) - mocaさん» はじめまして！素敵なコメントありがとうございます！！そう言ってもらえて嬉しいです！！できるだけ毎日更新しようと思っています！！これからもよろしくお願いします！ (2022年8月3日 8時) (レス) id: 367bc88658 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - はじめまして！いつも素敵なお話をありがとうございます！日々の楽しみにさせていただいてます！夢主との関係がどのように変化していくのか気になっていつも更新を楽しみにしていて、毎日チェックしてしまいます。更新楽しみにしています！ (2022年8月2日 21時) (レス) @page37 id: 0e6eeee1e2 (このIDを非表示/違反報告)
レモン飴とお菓子lover(プロフ) - ミミさん» わー！はじめまして〜！！ご拝読ありがとうございます！！！長すぎだなと反省してます(笑)書きたいことが多い💦たくさん更新させていただきますー！ (2022年7月31日 12時) (レス) id: 64ae1c6c2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン飴とお菓子lover | 作者ホームページ：https://twitter.com/kokuminn_mute
作成日時：2022年7月14日 21時
