宇髄くんがウザい【鬼滅の刃】

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「 ──── ころはないれくらはい、ころはないれくらはい 」


「 日本語喋れや 」






血と涙と鼻水と涎にまみれて腫れ上がった顔面。

もう元の顔面わかんねえな、きったねえ。






「 すみませんでした二度としません殺さないでください 」






声を震わせて必死に懇願してくる。






「 は？殺す？何言ってんだオマエ 」






瞬間、ほっとしたような表情を浮かべる。


あー、マジで面白くねえ。
あの子はオレのモンだ、とか言って
刃向かってくるぐらいしろよ。

くっそしょうもねえ、マジでコイツ。






「 ナマ抜かしてんじゃねえよ。
死にたくなっても殺してやんねえから安心しろ 」


「 ひぃぃッ 」






死なねえ程度にぶっ殺せって言われたからな。

要はオレが殺さなきゃいいんだろ？
後で勝手に死のうが知ったこっちゃねえ。






「 まァ、怖がってるAちゃん可愛かったから
そこはオマエに感謝してんぜ〜」






泣きながら 宇髄くん助けて、って縋ってくんの。






「 選ばせてやるよ。
歯ァ一本ずつ折られるか全部無くなるまでボコられるか 」


「 ゆ、許してください･･･！ 」


「 オレに謝られても困るワ〜 」






許せなんて言われてねえもん

とりあえずもう一発鼻っ面にぶちこんだ。
なんか変な音したし折れたかもな。






「 あﾞッ、あﾞぁ･･･ぐ、ぅ 」


「 なんてー？まだ足りねえって？欲しがりだな〜 」


「 ぁがッ！ 」






白目剥いて気絶しかけてっけど。






「 だからまだどっちか聞いてねえって、ッ 」






思いっきり腹を蹴ったら 変な息して血ィ吐いた。

もう意識トびかけてんな。まだ終わらせねえけど。






「 だってまだまだ死なねえもんな〜？ 」

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