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17* ページ18

「 ───── 拗ねんなよ」


『 触んないで 』






結局あのあと、宇髄くんの気が済むまで散々好き放題された。
最後まではしていないけれども。






「 オトコは大体そうだって 」


『 あそこまですることなかったじゃん! 』


「 何言ってんだ、本番してないだろ」


『 本番って言うのやめて 』






お願いだから黙ってほしい。






「 オレ結局出してねえし。あ、抜いてくんね? 」


『 んな、な・・・ッ!
何言ってんの!?何言ってんの!? 』


「 ははっ 」






ずっとこの調子。やっぱりウザい。






「 とりあえず風呂入っておいで。
汗かいただろ? オレのせいで 」


『 ・・・ほんと腹立つ。覗いてきそうだしいい 』


「 なら一緒に入るかァコラ? 」


『 ごめんなさいわかったからもう言わないから! 』






昨夜からずっと着たままだった制服に手をかけられたので
思いっきり逃げて大人しくシャワーを浴びた。




お風呂からあがると、
宇髄くんはちょうど煙草に火をつけるところで。






「 髪乾かしてあげようか 」


『 ・・・もう意地悪しない? 』


「 抜いたからしないヨ 」


『 帰れ!!! 』






腹の底から声が出た。人の家で何してくれてんだ。






「 まーまーそう怒んなって、男のサガだ 」


『 自分家でやってよ 』


「 バーカ、宇髄クンこう見えてモテるからな
自分で抜いたのなんてウン年ぶりだわ 」


『 聞きたくないって 』






言うだけ無駄、怒るだけ無駄。

むしろその反応を楽しむためにしてくる。






「 で、結局どうすんのコイツ 」


『 ・・・警察行ったけどパトロールだけだった 』


「 な?そんなもんだよ 」






明確な証拠が無い限り動けないんだとか。

あの避妊具を置いとけばよかったってこと?
・・・冗談じゃない。






『 ・・・ごめん宇髄くん、助けて 』


「 はぁ?今更何言ってんだよ 」






・・・やっぱり。面倒くさいし宇髄くんには関係ないもんね。






「 当たり前のこと言ってんじゃねえよ 」


『 ・・・へ、 』


「 逆に聞くけどAちゃん一人でどうするつもり? 」


『 ぅ、 』






ぐうの音も出なかった。






『 ・・・本当にありがとう宇髄くん 』


「 オモロそーじゃん、やるに決まってんだろ 」

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れーと - ああもう…最高…素敵な作品ありがとうございます!!!! (9月7日 22時) (レス) @page49 id: f8da97e70e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - お腹いっぱいです。大満足。ありがとうございました。 (7月16日 19時) (レス) @page49 id: 19510e3ea2 (このIDを非表示/違反報告)
あんころ餅(プロフ) - 神作品過ぎます!!天元様と無事に会えるといいなでも世の中そんな甘くないか…笑 (7月16日 10時) (レス) @page38 id: 235e675cd4 (このIDを非表示/違反報告)
麦茶(プロフ) - めちゃくちゃ好きです…🥲💕宇髄さん格好よすぎる! (7月16日 2時) (レス) @page33 id: c33d2aaf12 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めっちゃ好き……最高。神作。最高すぎる……宇髄さん、カッコよすぎ……好き……ありがとうございます。私は幸せです。 (7月15日 23時) (レス) @page33 id: 19510e3ea2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:檸檬 | 作成日時:2021年3月30日 22時

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