二十二話 ページ23
ぎこちない空気がある中、私の頭の中は可愛いなぁとしか考えていない(おい)
互いに自己紹介を終えたようなので、いただきますと、食事の挨拶をする
『時間を取らせて悪いね。ほら、食べて良いよ』
気まずそうにしていた子達は、ゆっくりと食べ始める。
でも、膝の上にいる鬼の子は食べようとしない…いや食べさせないようにしている。
何故って？私自身の手で食べさせたいからさ！！！(悪質)
『はい、あーん』
スプーンで掬った、まだ生暖かいシチューを冷ませ、鬼の子の口に運ぶ
戸惑った声を上げていたが、素直に従って食べてくれる
可愛い(変態)
部屋の隅で、此方を不安ながらに見ていた黒羊は、私の行動にえ？！と声をあげる
うるさ←
kuhi「A様!?そんなの狡くないすか？！俺達には、頭を撫でてくれる事しかしてくれなかったじゃないですか！？そいつ等に、やけに甘いｯ『お黙り』…ｴｪ!?」
『貴方には、名前を与えてやるから静かにしなさい』
kuhi「!!!」
kuhi「ｯ…本当でs(((ﾊﾞｯﾀﾝﾝ!!!
siu「僕にはしてくれないんですか！！！？」
うわ、うるさっ
『いや、貴方にもs(((((siu「僕"だけ"ボッチ"にす"る"と"か酷い"で"す"!!!」
kuhi「はぁ？！お前煩いって！！今丁度、名が貰える所だったんだが！？」
siu「お前だけに貰えるとか狡い！！てか、何だよ！その格好？！僕の真似しないでくれる！？」
kuhi「な"っ！？！今それは関係なｯsiu「このジンギスカン!!!」ア"ァ"？！」
………唐突に始まってしまった喧嘩
これは流石に私にも非はある。だけど、だけど…
『うるさいっっ!!!食事中の邪魔をするんじゃない！！！！』
「「ｷｬｱｧ!!!御免なさい！！！」」
゜
゜
゜
kuhi「…(ﾋﾟｴﾝ顔)」
siu「…(ﾋﾟｴﾝ顔)」
正座をしている遣いの二人には家事全般を任せて働いた分で、名前を上げるということで鎮めた。
…数十分の間なのに、色々と起きるなんて……こんな騒がしい朝は久しぶりだよ…全く…
私も、私が食べやすい様に作ってくれた木の実が主要の朝食を食べる。
勿論、鬼の子は隣の席に戻した
朝食を食べてると言っても、朝はそんな食べない派の為、早く食べ終える
『ご馳走様、朝から騒がしくって申し訳ない。朝は余り食欲がないと思うが、食べれるだけ食べていなさい』
席を立ち、遣いの二人に元の姿に戻る様に言い、人形になった二人を抱えて、リビングを後にする
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蠱目(プロフ) - コメント有難うございます、そう言って貰えて嬉しいです！ (2020年8月18日 14時) (
レス) id: 2618b1d51c (このIDを非表示/違反報告)
如月ミーナ！(プロフ) - コメント失礼します！ジンギスカン！って言った時爆笑しましたw (2020年8月12日 7時) (レス) id: b99b51d63e (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷぺｿﾞ(プロフ) - すいれんさん» 好きって言っくれた貴方様………ありがとうございます…更新遅めですが、三日に一話を目指して更新するので、良ければまた読みに来て下さい… (2020年8月5日 14時) (レス) id: 2618b1d51c (このIDを非表示/違反報告)
すいれん - 嗚呼...好き (2020年8月3日 16時) (レス) id: 94909bedb8 (このIDを非表示/違反報告)
飽きやめ子(プロフ) - 、さん» 申し訳ございません。外していたと勘違いしておりました。教えて頂きありがとうございます (2020年5月21日 11時) (レス) id: 2618b1d51c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蠱目 | 作成日時：2020年5月21日 1時
