二十一話 ページ22
ｶﾞﾁｬ
『ただいま。さて、君も先にご飯食べてからお風呂に入ろうか』
「…で、でも汚れていr…」
ﾊﾞﾀﾝ!!!
『「!!」』
「A様ｧｱ"お"かえり"なさい"!!!!!!」
…五月蝿い。そして君は誰？
勢いと爆音と共に開かれた扉には、暗緑色の髪色を持ち、煉瓦色の瞳を持った青年が立っている
あ、ダイニングから良い匂いがする。あの黒羊さん、やっぱ料理上手だなぁ
「えｯ"ｯｯ"スルーされてる?!」
『貴方の様な人間は知りません。土にお帰りください』
「待って!?待って下さい?!!主様！！俺ですよ？！あの黒羊ですって！！」
ん？何か、このやり取り既視感が…(あります)
『は？？(困惑)』
黒羊…????え？…あの可愛らしいお顔をしたあの黒羊なのか？？？？
Kuhi「ｯとまぁ！その前に朝食の時間！！何処に居たか知らないですが、取り敢えず食べましょ！」(黒羊表記→kuhi)
思考回路がぐるぐると彷徨っている私の手を取り、傍で大きな音に驚いた鬼の子にも手をとって早く食べよう！と急かす
てか、待ってよ
さっきから可笑しい。
いきなり、雛鳥がゴリゴリマッチョになった並に、あの人形達が、変わってるってどゆことです？！昨日まであんなにも、可愛かった筈なのに!!
まさか、私以外の何者かが偽ってる？なら敵？
いやいや、その様な魔力は感じられないし、昨日と同じ魔力が、漂ってて……ん？？え、じゃあ何かのポーションか、魔法で今の姿に？
前者は…流石にそこまでの魔力量は持ってないから……
kuhi「ほら、A様！ぼーっとしてないで食べて下さい！折角の朝飯が冷めますって！」
『んぇ？あ、あぁ頂きます…』
…いつの間にか、椅子に座らせられてて目の前にはあの、人の子達と隣に鬼の子がいる…ってん？あれ、人の子達で一人いない…赤い瞳の……そういえば名前聞いてないな…
kuhi「あ、伝え忘れましたが、一人熱を出しちゃった子がいるので、薬を飲ませて休ませてます」
『熱を……そっか…。因みに君達の名前を聞いてなかったね。私はA、見ての通り魔女』
簡潔な自己紹介をして、後は自分達で発言してくれるのを待ちながら、隣の子を私の膝に乗せて、挨拶出来る？と優しく言って頭を撫でる
当の本人は、びっくりの余り固まってしまっているが、何とか声を絞り出して、向かいの2人に挨拶をする
「こ、んにちは……えっと…らっだぁです…」
「えっと…しょ、ショッピです、宜しくです」
「あ、ぼ僕チーノといいますぅ…」
※少し訂正
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蠱目(プロフ) - コメント有難うございます、そう言って貰えて嬉しいです！ (2020年8月18日 14時) (
レス) id: 2618b1d51c (このIDを非表示/違反報告)
如月ミーナ！(プロフ) - コメント失礼します！ジンギスカン！って言った時爆笑しましたw (2020年8月12日 7時) (レス) id: b99b51d63e (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷぺｿﾞ(プロフ) - すいれんさん» 好きって言っくれた貴方様………ありがとうございます…更新遅めですが、三日に一話を目指して更新するので、良ければまた読みに来て下さい… (2020年8月5日 14時) (レス) id: 2618b1d51c (このIDを非表示/違反報告)
すいれん - 嗚呼...好き (2020年8月3日 16時) (レス) id: 94909bedb8 (このIDを非表示/違反報告)
飽きやめ子(プロフ) - 、さん» 申し訳ございません。外していたと勘違いしておりました。教えて頂きありがとうございます (2020年5月21日 11時) (レス) id: 2618b1d51c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蠱目 | 作成日時：2020年5月21日 1時
