十二話 ページ13
no side＊
羊の人形の案内に着いて行く三人は、その後ろで会話をしている
gr「久しぶりに、あんな量食べたな！」
ci「そうやなぁ〜！グッスりと寝てしまそうやぁ〜」
gr「そうだな!!………見張り番はしなくても良さそうな位、悪い奴ではなさそうだったしな」
shp「そすね。でも、目元の布でハッキリしませんがね…」
ci「それなんだよなぁ……目元が見えてたら、少しは分かりやすくなるんやろうけど……」
gr「…だな」
ﾄﾝｯﾄﾄﾄｯﾄﾝ
その、リズミカルな音に、会話が止まる。
人形は、部屋に着いた事を知らせた後、入るよう扉を開けている。
gr「…ありがとうございます」
まだ、慣れないその人形の不気味さに、ササッと二人を先に入れさせた後、案内してくれた事に礼を言う
ｷｨｨ_…ﾊﾞﾀﾝ
部屋の中は、掃除しかされていないのか埃一つもない。
シンプルな白い家具に必要最低限のしか置かれていなかったが代わりに大きいベッドがある。
此処は空き部屋と言ったとこのようだが、何とベランダ付きのオシャンティーな空き部屋だった
すると、突然
shp「……もしかすると、ただ単に"瞳がみたかった"だけ、とか」
さっきの話の続きで、忘れかけそうだったあの魔女が言ったセリフをショッピは思い出す。
もし、それがそうだとしても仮の仮説も立ておき、答えに近い考えを三人で話し合う
1,僕らの瞳の色の珍しさで、助けてくれた
2,あの時、グルッペンの頬に添えてきたのは、品定するため
3,眼を抜き取っ(以下お見せしません)
4,お人好しで助けてくれた
結論
「「「白寄りのグレー」」」
ci「ん〜…1か2かなぁ」
gr「いや！3なのかもしれ(((shp「そうだとしたらもう僕達、終わってますって」…うむ……」
shp「明日、直接、本人と話し合って、もし黒と感じたら逃げましょう」
gr「そうだな、一先ず今日は寝て疲れをとろう
敵と断定してそれに気付かれていない場合は、バレないよう、前回言った作戦の実行か、逃げ出すんだ
良いな？」
＊前回の作戦は九話に書かれてる＊
「「はい！」」
gr「…それでは…おやすみ」
ci「ふぁあ〜…おやすみなさ……い」
shp「…おやすみなさい」
グルッペンは、電気を消して布団に潜れば、二人の暖かい体温を感じて、安心したのかすぅと簡単に深い眠りについた
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蠱目(プロフ) - コメント有難うございます、そう言って貰えて嬉しいです！ (2020年8月18日 14時) (
レス) id: 2618b1d51c (このIDを非表示/違反報告)
如月ミーナ！(プロフ) - コメント失礼します！ジンギスカン！って言った時爆笑しましたw (2020年8月12日 7時) (レス) id: b99b51d63e (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷぺｿﾞ(プロフ) - すいれんさん» 好きって言っくれた貴方様………ありがとうございます…更新遅めですが、三日に一話を目指して更新するので、良ければまた読みに来て下さい… (2020年8月5日 14時) (レス) id: 2618b1d51c (このIDを非表示/違反報告)
すいれん - 嗚呼...好き (2020年8月3日 16時) (レス) id: 94909bedb8 (このIDを非表示/違反報告)
飽きやめ子(プロフ) - 、さん» 申し訳ございません。外していたと勘違いしておりました。教えて頂きありがとうございます (2020年5月21日 11時) (レス) id: 2618b1d51c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蠱目 | 作成日時：2020年5月21日 1時
