夏期講習 ページ36
Aside
優子ちゃんの提案は保留にしたまま、
夏期講習の初日がスタートした。
先 「 それではこれからプリントを配ります。
それに準じて講習を進めて行きます。」
『 はい。』
A 「 あれ､､､？これで全員？」
杏 「 そうじゃないかな。」
A 「 そっか｡｡｡」
にしては人数が少ない気がする｡｡｡
敦 「 補講組はクラスが別だからね。
あと、文系もクラスが別だから。」
A 「 なるほど､､､」
先 「 皆さん行き届きましたかー？」
A 「 あっ、先生。こっち1部足りません。」
先 「 ごめんなさいねー。はい、どうぞ。」
A 「 ありがとうございます。」
配られたプリントに目を通したら、
いつかの英検の過去問がズラリと並んでた｡｡｡
A 「 うわぁ・・・(苦笑)」
杏 「 これ、準1級じゃん｡｡｡」
里 「 これやるの・・・」
A「 レベル高くない､､､？」
佐 「 なにこれ、笑える､､､」
笑えないよ全然・・・(苦笑)
先 「 解説しますから御安心を。(笑)
それではとりあえず題1を解いて下さい。」
A 「 え、いきなり解くんですか､､､？」
先 「 そうよ？じゃあ時間は10分間。
長く取ってるんだからよーく考えるように。」
長くないし、そもそもレベルをはけちがえてる｡｡｡
A 「 準1級なんて解いたことある？」
杏 「 残念ながら・・・ない｡｡｡」
A 「 はぁ､､､良かった｡｡｡(笑)」
杏 「 よかった､､､？」
A 「 あんにんにあるって言われたら、
どうしようかと思ったよ､､､(苦笑)」
杏 「 準2級までは持ってるけど、
そもそも2級が厄介過ぎて・・・」
A 「 え！私も！一緒だねっ。」
杏 「 ほんとにっ？あれ、難しいよね〜､､､」
先 「 2人ともっ。私語は慎むように。
話す余裕があるって事は余裕って事かしら？」
A 「 す、すみません､､､(汗)」
杏 「 や、やります､､､(汗)」
この先生、何故かいつも虫の居所が悪いんだよね｡｡｡
──サッ､､､
A 「 ・・・???」
急に後ろから優子ちゃんの手が伸びてきて、
4つ折りのメモ紙が机に置かれた・・・
A 「 ・・・なに､､､？」
優 「 ・・・♪」
A 「 ・・・???」
無言で小さくウィンクをしてきたから、
メモ紙を見てみたら"更年期おばはん"って文字が､､､
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ゆー - 毎日更新があるので楽しみにしています。敦ママのお説教が好きでした。何処かで麻里子様や有華ちゃんとのお話とかも好きです。こらからも楽しみにしています。 (2021年1月23日 2時) (
レス) id: 95fe1cab5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優菜 | 作成日時：2021年1月14日 18時
