AKB桜台学園高等学校Part9 (ページ35)

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旅行？ページ35

敦子side

きっと優子は大学なんて先の事、
考えようと思った事もないんだろうな・・・

A 「もうさー・・・
びっくりするから急に大声出さないで､､､」

優「みんなでBBQ行きたい!!
山奥の別荘でみんなで泊まりたい!!」

『・・・えぇ､､､？』

優「あれ!?なにみんな反応薄くね!?」

A 「は、反応って言われても､､､」

杏「そうだよ。
第一にこんな都内に山奥なんてないじゃん。」

里「でも、楽しそう♪」

佐「どーせ優子の言うことだから、
突拍子もないのかと思ったけどいいじゃんっ。」

才「突拍子ないのはいつもだろー。」

佐「まぁいつもだけど。(笑)」

A 「優子ちゃんてなんて言うか・・・
フラットにぶっ飛んでるよね｡｡｡」

フラットなのかぶっ飛んでるのか・・・

優「とにかく！山岳隊!!」

敦「何を言ってんだか､､､(呆)」

A 「ブレーメン的な？」

敦「それは音楽隊､､､(苦笑)」

優「海の近くでもいいよ！
ねぇ！みんなでそういう旅行的な？やりたい！」

敦「はぁ､､､(苦笑)」

優子としてはこれを至って真面目に、
そして真剣に言ってるんだから尊敬する｡｡｡

優「ねぇっ敦子！」

敦「いいけど、計画は？」

優「へ？」

敦「どうせ、何とかなるっしょ。とか、
思ってるじゃないよね？」

優「思ってるよ♪」

ならないの､､､？って澄んだ瞳で聞かれても困る。

A 「たとえ行くとしても、
みんなの予定とか会場の確保とか必要な資金とか、
決めなきゃいけない事が多いんじゃない？」

敦「思いついただけで、
何でもかんでも出来るんじゃないんだから。」

優「・・・(ｼｭﾝ､､､)」

敦「それにみんな部活だってあるし。
みんながみんな都合よく動ける訳じゃないんだよ？」

優「・・・(ｼｭﾝ､､､)」

敦「いい案だし楽しそうとは思うよ？
けど、優子がパッと言って実現出来るほど、
甘くて簡単な世の中じゃないの。」

A 「それに旅行ってなるとね｡｡｡
泊まりとなるとみんな厳しいかもね｡｡｡」

敦「そう。自分のやりたい事だけで、
上手く回ってくんじゃないんだから。」

優「・・・・・・・(ｼｭﾝ､､､)」

ただでさえ小さいのに、
2回りくらい小さくなっちゃったかな｡｡｡