放課後指導 ページ21
莉乃side
優子ちゃんと一緒に生徒指導室に来た。。。
これから1時間の写経の始まりらしい・・・
優 「 もはや修行だね。。。」
莉 「 腕が筋肉痛になりそう。。。」
優 「 どんだけ非力なんだよ、、、(苦笑)」
莉 「 んー、、、(苦笑)」
優 「 よっしゃ、やるかーっ。」
莉 「 ん、頑張る。。。(キリ)」
腕まくりをしてシャーペンを握った優子ちゃん。
それに釣られるようにして私もペンを滑らせた。。。
〜15分後〜
莉 「 もー無理・・・だぁ、、、」
優 「 早いなー莉乃は。」
莉 「 疲れた、飽きた、集中切れた。」
優 「 んー、、、これは目も肩も凝りそう。。。」
莉 「 ほんとだよぉ・・・(汗)
ついでに筋肉痛も、、、優子ちゃん腕揉んで〜、、、」
優 「 なんでだよ。状況は同じでしょ?」
莉 「 そうだけどー・・・優子ちゃーん、、、」
口だけで顔はプリントに向いて手を動かしてる中、
少し邪魔を入れるように手を伸ばしてみた・・・
優 「 もーなんだよー。。。(苦笑)」
莉 「 優子ちゃー・・・はっ、、、!(汗)」
優 「 な、なに、、、(驚)」
莉 「 や、、、ご、ごめん、、、(汗)」
私が急にその手を引っ込めたからか、
驚いた顔で私を見てきた優子ちゃん。
優 「 なに。」
莉 「 優子ちゃん、それ、、、(汗)」
優 「 へっ?どれ?」
莉 「 そ、それ、、、(汗)」
優 「 ・・・?・・・あー、これ?」
莉 「 っっ、、、(コクン)」
優 「 これか・・・」
1つ頷いてから筆箱の中からメモ用紙を取り出して、
何かを書き始めた優子ちゃん・・・
優 「 はい。こういうこと・・・(コソ)」
莉 「 ・・・???」
──────────
内出血だったりアザだったり。
点滴の痕とかぶつけた痕だから気にしないで。
──────────
莉 「 っ、、、(ゴク)」
優 「 ちょっとやだ、唾呑み込まないでよ、、、」
莉 「 だ、だって、、、ほんと、、、?(コソ)」
優 「 こんな嘘言ってどーすんのよ。」
莉 「 そ、だけど、、、(汗)」
優 「 ま、驚くよね、そりゃ。」
莉 「 ごめん、、、びっくりしちゃって、、、(汗)」
優 「 だよね、分かってる。」
莉 「 だから・・・?
だから、いつも、パーカー着てるの?」
優 「 ・・・(コクン)
こんなの見えたらみんな引くっしょ。。。」
そう言って捲ってた袖を伸ばした優子ちゃん。
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ゆー - 毎日更新があるので楽しみにしています。敦ママのお説教が好きでした。何処かで麻里子様や有華ちゃんとのお話とかも好きです。こらからも楽しみにしています。 (2021年1月23日 2時) (レス) id: 95fe1cab5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優菜 | 作成日時:2021年1月14日 18時