AKB桜台学園高等学校Part9 (ページ13)

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保健室2 ページ13

敦子side

優子を抱っこして保健室まで連れてきて、
ベッドに横にさせたけど・・・

優「ﾊｧ・・・ﾊｧ・・・ｹﾎｹﾎｯ､､､」

敦「ちょっと足上げよっか。
少しだけ足を持ち上げるよー・・・」

優「ん・・・ぅん､､､ﾊｧ・・・」

敦「よいしょ・・・」

毛布を丸めて足の下に置いて挙足した。

優「ありがと・・・」

敦「暑い？寒い？」

優「あつい､､､ﾊｧ、けど、さむい・・・」

敦「パーカー脱げる？
脱げそうだったら脱いで布団掛けよっか。」

優「ん・・・(ｺｸﾝ)」

敦「気持ち悪いでしょ､､､
無理しないで戻しちゃってもいいからね｡｡｡」

優「ん・・・ｹﾎｹﾎ､､､」

？「元々調子良くなかったんやろ。」

敦「あっ、有華ちゃん。」

閉めてたカーテンが開いて、
有華ちゃんが点滴セット片手に入ってきた。

有「敦パパに連絡したら、
昨日あんなに釘を刺したのにって言ってたで？」

優「ｹﾎｹﾎ・・・ﾊｧ､､､ぬいだ・・・」

敦「脱げたね。布団掛けるね。(微笑み)」

優「ん・・・ﾊｧ､､､」

敦「お父さん、他に何か言ってた？」

有「やっぱり具合良くなかったんだし、
今日は休ませれば良かったって､､､」

お父さん、
昨日から優子の変化に気づいてたんだ・・・

有「優パパにも連絡したけど、
そしたら点滴しちゃってって言われた。(苦笑)」

優「だいじょぶ､､､だもん・・・」

敦「無理しちゃダメだよ､､､(撫)」

優「てんてきはしない・・・ﾊｧ､､､
最後くらい､､､ちゃんと、過ごしたいの､､､」

敦「気持ちがどれだけ先行してても、
身体が悲鳴を上げてるから今日は休もう？(撫)」

有「辛いやろ？
今やってまだ視界がぼやぼやしてるやろ？」

優「ぅ・・・(ううん)」

有「点滴するで。」

優「やっ､､､！やめてっ､､､！」

点滴をしようと有華ちゃんが優子の腕に触れたら、
鋭い反射神経でバッと手を翻した優子。

優「だめっ。
もうちょっと､､､もうちょっとだけ､､､」

有「なんやそれ。ほんまに倒れてもしらんで。」

優「いいから・・・あつこ､､､」

敦「なに？」

優「わがままだって分かってる。
けど､､､教室に戻りたい・・・敦子｡｡｡」

冷や汗もかいてて血の気が引いたように青白い顔。
こんな状態で戻れるはずがない｡｡｡