AKB桜台学園高等学校Part9

寮部屋内 ページ1

敦子side



部活を終えて一学期最後の寮生活を、
部屋に1人で満喫中・・・ともいかず・・・(苦笑)



敦子《今日、部活に顔出さなかったの？》



そう優子のLINEに送ってから早2時間・・・



敦 「 はぁ､､､(呆)」



──ピロンッ､､､♪



優子《うん、ダメだった？》



敦 「 あ、やっと返ってきた。」



敦子《梅ちゃんが探してたよ。》



優子《ホールに行く途中で有華ちゃんに見つかって、
それで真っ直ぐ病院に行けって言われたんだもん》



敦 「 やっぱり・・・(苦笑)」



優子《今ヒマなのー？》



暇って聞かれても・・・



優子《ヒマなら電話しよー》



敦 「 あ、なるほど､､､」



──プルルルルッ､､､



LINEの返信をするより先に電話を掛けてみた。



優 「 ・・・もしもし､､､？」



敦 「 ヒマって程やる事が無いわけじゃないけど、
優子が暇なら少しくらい相手してあげてもいいよ。」



優 「 上から目線だなぁ・・・」



敦 「 で、なんかあった？」



優 「 敦パパに怒られた・・・」



敦 「 あ、そうだったの？(驚)」



お父さんから何も連絡がなかったから、
特に問題は生じてないのかと思ってた・・・



優 「 最近、ハメ外しすぎだって・・・
もうさぁ､､､意味わかんないよもぉー・・・(汗)」



ベッドに勢いよく寝転がったのか、
バサンッ､､､って音が同時に聞こえてきた。



敦 「 やっちゃいけないこと、
やりすぎてるって意味だと思うよ。」



優 「 んんー､､､いいじゃんなー・・・
こうして元気に生きてんだからよー・・・」



敦 「 本当に元気なら、
お父さんだってそんな事言わないと思うけど､､､」



優 「 行動も食生活も改めろって・・・
けどさー？明日で学校も終わりだよ???
今言うかよふつー・・・ｹﾎｹﾎ､､､」



優子の尺量で普通を語られても困る・・・(苦笑)



敦 「 ん､､､？優子？誤嚥でもした???」



優 「 へっ???なにが・・・？」



敦 「 誤魔化さないでよ。
わかんないフリしたって無意味だよ？」



優 「 とにかくさー・・・
私としてはやりたい事やらせろって話よ。」



敦 「 まぁね、優子の気持ちは分かるよ。」



優 「 でしょ？そんなんで死ぬんじゃないんだから、
行きたいとこ行って食いたいもん食ってさー､､､
あ、そうそう。ちゅうかまん、って何？ｹﾎｹﾎ､､､」



やっぱり・・・
優子が微かに咳き込んでる・・・(汗)

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