終業式2 ページ9
敦子side
上目遣いでは生きていけないよって、
何度も何度も教えたはずなのに・・・
莉 「 はーもぉー・・・」
A 「 どこまで行ってたの?」
莉 「 気づいたら中庭まで行ってた、、、」
敦 「 そんなに走ってったの?」
莉 「 だって優子ちゃんが逃げるから、、、」
優 「 よく言うよ、莉乃が追ってくるからじゃん。」
莉 「 いやいやいや、、、(苦笑)」
敦 「 走ったの?」
莉 「 だってっ、逃げるんだもんっ。」
この2人には呆れて言葉も出ない・・・
A 「 なんか2人が来てから、
アリーナの気温が上がった気がする。。。(苦笑)」
峯 「 モワモワしてる。。。(苦笑)」
A 「 熱気が、、、(苦笑)」
優 「 暑いのはみんな一緒でしょー?」
莉 「 かなり暑い、、、」
そりゃ走ればね・・・(苦笑)
A 「 こもってるね、、、暑い、、、(汗)」
敦 「 大丈夫?熱中症になる前に言ってね?」
峯 「 そうだよ。ベスト脱いだら?
ウチの高校はシャツだけでもOKだし。」
A 「 うーん、、、大丈夫。」
Yシャツの上に紺のベストを着てるAちゃん。
ちなみに私は青のYシャツにリボンだけ。
A 「 優子ちゃんこそ暑いんじゃない?」
優 「 んー、、、?うん、まぁ暑いけど、、、」
莉 「 いや絶対暑いよ、脱ぎなよ。」
優 「 やだよ、なんで裸売んだよ。」
莉 「 そういう意味じゃなくて、、、!」
なんで優子はその脱ぐを連想するの、、、(苦笑)
敦 「 優子も無理しないで言ってよ?」
莉 「 絶対に脱いだ方がいいっ。
この暑さでパーカー着てるなんて場違いっ。」
優 「 莉乃に場違いとか言われてたまるかよー、、、」
峯 「 これから校長の話だから静かに。」
元々コソコソ話すようにはしてたけど、
校長の話は聞いてる風にしないと流石にまずい。
敦 「 校長の話、長いだろうから、
途中で気分悪くなったらホントに教えてよ?」
峯 「 わかった?Aちゃん。」
A 「 あっ、私?わかった。。。(汗)」
峯 「 Aちゃん以外に、
誰を心配する必要があるっていうの。」
A 「 ご心配おかけします、、、(汗)」
敦 「 優子もね・・・(コソ)」
点滴痕に青アザとかを隠す為に着てるパーカー。
脱ぐ訳にはいかないのは分かるけど、
季節感のない格好の優子を見てるだけで暑苦しい。
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ゆー - 毎日更新があるので楽しみにしています。敦ママのお説教が好きでした。何処かで麻里子様や有華ちゃんとのお話とかも好きです。こらからも楽しみにしています。 (2021年1月23日 2時) (レス) id: 95fe1cab5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優菜 | 作成日時:2021年1月14日 18時